画像:住民参画システム利用の手引き 〜地域SNS、公的認証対応アンケートシステム〜
トップページ導入検討編>6. 電子アンケートとは
目次
座長あいさつ
総論
導入検討編

1. ICTを活用した住民参画の方法
2. 主なICT住民参画手段
3.地域SNSとは
4.SNSと地域SNSの違い
5.地域SNSの費用
6.電子アンケートとは
7.電子アンケートの費用
8.高齢者などの参加
9.住民ニーズの把握
10.施策への反映
11.運営体制
12.議会との関係
参考1 実証実験地域の概要
参考2 実証実験関係者座談会


実践編 地域SNS

実践編 電子アンケートシステム
資料編
6. 電子アンケートとは

電子アンケートとはどのようなものですか?

キーワード
・紙のアンケート調査にくらべてコストが安く、所要時間が短い
・繰り返しアンケートや地域SNSとの連動が可能
・公的個人認証サービスによる二重回答の防止

関連項目
【実践編 電子アンケート】 3-1 電子アンケートシステムの活用方法
【実践編 電子アンケート】 3-2 公的個人認証対応電子アンケートシステムのメリット
【実践編 電子アンケート】 3-5 携帯電話を利用した電子アンケート

・ 電子アンケートは、従来の紙の調査票ではなく、パソコンや携帯電話からアンケートに回答する方式です。アンケート票の作成も、パソコンで行います。
公的個人認証サービスを利用して厳格に本人確認することにより、同一人物による二重回答や送信途上の改ざんを防止することが可能です。

・ アンケートに回答する側のメリットとしては、記入や調査票返送の手間が軽減されます。携帯電話用アンケートなら、どこからでも回答できます。

・ アンケートを行う側のメリットとしては、紙・郵送のアンケートに比べて、印刷、郵送、データ入力などの手間やコスト、所要時間を大幅に削減できます。従って、より多くの人を対象に調査したり、調査頻度を高めたりすることが可能になります。

・ 最初に大きな範囲で質問を行い、回答結果を見て対象を絞り込んで再度アンケートを行うなど、紙のアンケートでは難しい繰り返しアンケートも可能です。また、地域SNSのコミュニティの参加者を対象にアンケートを行い、その結果をもとに意見交換するなど、連動した活用方法が可能です。
・ 携帯電話を用いれば、例えばイベント来場者にその場でアンケートをとったり、災害時に、各避難場所で必要な救援物資情報を集めるといった使い方も可能になります。

電子アンケートの回答画面例(パソコンから)

画像:電子アンケートの回答画面例(パソコンから)



電子アンケートの回答画面例(携帯電話から)
電子アンケートは、携帯電話から回答していただくことも可能です。その際には、携帯電話から回答するための調査票を作成します。
現時点では、携帯電話から公的個人認証サービスを用いて、電子アンケートに回答することはできませんが、別途、携帯電話からの公的個人認証サービスを利用する実証実験が実施されており、この成果などを活用して、今後利用可能になる見込みです。

画像:電子アンケートの回答画面例(携帯電話から)
画像:電子アンケートの回答画面例(携帯電話から)



繰り返しアンケートの例 
電子アンケートは、紙のアンケートよりも、安いコストで早くアンケート調査を行うことができることから、何度も繰り返してアンケートを行うことができます。
例えば、1回目の結果をもとに、選択肢を絞り込んで再度アンケートを行う(決選投票型、ふるい落し型)ことや、1回目の結果をもとに、前提条件を変えて再度アンケートを行うことなどが可能です。

画像:繰り返しアンケートの例 

画像:繰り返しアンケートの例

画像:繰り返しアンケートの例



実証実験における繰り返しアンケートの実施例(千代田)

画像:実証実験における繰り返しアンケートの実施例(千代田)



アンケート票の設計 
アンケート票の設計は、パソコンから手軽に行うことができます。作成したアンケート票を保存しておき、再利用することも可能です。

画像:アンケート票の設計 

画像:アンケート票の設計

総務省 | 財団法人地方自治情報センター