画像:住民参画システム利用の手引き 〜地域SNS、公的認証対応アンケートシステム〜
トップページ電子アンケートシステム>3-1 電子アンケートシステムの活用方法
目次
座長あいさつ
総論
導入検討編
実践編 地域SNS
実践編 電子アンケートシステム

1. 導入の手順
2. 必要な体制

3. 電子アンケートシステムの活用
3-1 電子アンケートシステムの活用方法
3-2 公的個人認証対応電子アンケートシステムのメリット
3-3 電子アンケートシステム活用の際の留意点
3-4 個人情報保護に関する留意点
3-5 携帯電話を利用した電子アンケート


資料編
3-1 電子アンケートシステムの活用方法

電子アンケートシステムにはどんな活用方法がありますか?

キーワード
・住民モニター
・昼間住民へのアンケート
・従来の紙のアンケートの代替
・オープンアンケート
・繰り返しアンケート

関連項目

【導入検討編】 6 電子アンケートとは
【実践編 電子アンケート】 3-2 公的個人認証対応電子アンケートシステムのメリット
【実践編 電子アンケート】 3-3 電子アンケートシステム活用の際の留意点
【実践編 地域SNS】 5-7 コミュニティでの電子アンケートシステムの活用方法

・ 電子アンケートの実施方法としては、あらかじめモニターを募集、登録し、電子アンケート実施時に電子メール等で回答を依頼する方法(モニターアンケート)と、事前のモニター登録は行わず、ホームページや広報紙などで広く回答を呼びかける方法(オープンアンケート)があります。
・ いずれの場合でも、回答に当って公的個人認証サービスを活用することにより、成りすましや二重回答を防止することができます。
・ また、地域SNSと連動した電子アンケートも可能です。地域SNSのお知らせや、コミュニティ内に回答依頼文と回答画面のURLを記載することにより、地域SNS参加者やコミュニティ参加者から、アンケートに回答していただくことができます。

電子アンケートシステムの活用方法の例
概要 特徴
住民モニター(市政モニターなど) ・住民等からモニターを募集し、行政施策等に関する意見を聞く。
・本人確認や二重回答防止のため、公的個人認証サービスを用いることが有効。
・紙のアンケートの場合、回数やモニター数に限界があったが、電子アンケートの場合、回数、モニター数を増やしてもコストがそれほどあがらない。また、準備から集計までの手間が少なく、期間も短く出来る。
昼間住民へのアンケート ・通勤、通学などで当該地域を訪れる人(昼間住民)を対象にアンケート調査を行う。
・従来、意向把握は夜間住民を対象に行うことが多かったが、電子アンケートの場合、昼間住民からの意見把握も行いやすい。例えば、路上禁煙禁止条例のように、昼間住民からの意見を把握することが有効な場合も多い。
従来の紙アンケートの代替 ・従来、紙と郵送で行っていたアンケート調査を電子アンケートで行う。 ・紙で行う場合に比べて、コスト、手間が大幅に減少し、かつスピードが向上する。
・パソコンから回答できない人からの回答手段(公共端末利用など)に配慮する必要がある。
オープンアンケート ・誰でも自由に回答できるアンケート方式。観光アンケートなど、域外の人からの回答も求めやすい。 ・ホームページやメルマガ、広報紙などで広くPRする必要がある。
繰り返しアンケート ・回答結果を踏まえ、設問を絞り込み再度アンケートを行うなど、より掘り下げた意見把握が可能。 ・モニター方式、オープン方式、地域SNSとの連動など様々な方法がある。 ・紙のアンケートの場合、コストや手間、期間の関係で繰り返しアンケートを行うことは難しく、枝設問による対応が一般的であった。電子アンケートでは、これらの問題が解消され、何度も繰り返しアンケートすることができる。



電子アンケートの実施方法(例)

特定モニターアンケート(公的個人認証サービスを利用)
画像:電子アンケートの実施方法(例)



一般モニターアンケート

画像:一般モニターアンケート



オープンアンケート

画像:オープンアンケート

※ 回答の際に、公的個人認証サービスを利用して、二重回答の防止などを行うこともできる。



地域SNS連動繰り返しアンケート

画像:地域SNS連動繰り返しアンケート

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