画像:住民参画システム利用の手引き 〜地域SNS、公的認証対応アンケートシステム〜
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目次
座長あいさつ
総論
導入検討編
実践編 地域SNS
実践編 電子アンケートシステム

1. 導入の手順
2. 必要な体制

3. 電子アンケートシステムの活用
3-1 電子アンケートシステムの活用方法
3-2 公的個人認証対応電子アンケートシステムのメリット
3-3 電子アンケートシステム活用の際の留意点
3-4 個人情報保護に関する留意点
3-5 携帯電話を利用した電子アンケート


資料編
3-5 携帯電話を利用した電子アンケート

携帯電話から電子アンケートに回答することはできますか?

キーワード
・パソコンを利用していない人へのアンケート
・屋外からでも回答できる利点

関連項目
【導入検討編】 6 電子アンケートとは

・ 平成16年末現在、インターネット利用者数は7,948万人であり、このうちパソコンのみの利用者が2953万人、携帯のみ(PHS、情報端末を含む)が657万人、パソコンと携帯の両方からが1,676万人、ゲーム機からのみの利用者が30万人となっています(平成17年版情報通信白書)。
・ 携帯電話を利用して電子アンケートを行うことにより、多くの方々を対象にできるほか、以下のような携帯電話の特徴を活かした調査方法が可能になります。

携帯電話の特徴を活かした電子アンケートの例
概要
イベント来場者アンケート ・イベント来場者を対象に、QRコードなどで回答画面のURLを提供し、オープンアンケートを行う。
・来場者の属性、来場動機などを把握できる。
・帰宅予定時間、利用交通機関などを回答してもらうことにより、例えば臨時バス便の増発などの参考データとすることができる。
・シンポジウムなどの場合、会場の意見を集計、表示したり、質問を受け付けることができる。
・コンテストでの来場者からの人気投票も可能。
観光客アンケート ・観光地でパンフレットなどにQRコードを印刷しておき、観光客を対象としたアンケートを行う。
・観光客の属性、来訪目的、当地を選んだ理由、いい点、悪い点など、観光マーケティングの基礎データなどを収集することができる。
行政サービス利用者アンケート ・役所や公共施設の窓口などにQRコードを表示しておき、行政サービスに対する不満や要望などを調査し、サービス改善の検討に用いる。
読者アンケート ・広報紙などにQRコードを印刷しておき、読者の属性、役に立った記事、要望などを調査し、今後の紙面検討などに活用する。
災害時の活用 ・避難場所ごとの不足物資や余っている物資の状況を把握(報告)する。
・まちかどレポーターなどが、地区ごとの被災状況を報告する。
・自治体職員や消防団員などの居場所確認(今、どこにいてどんな状況かなど)。



実証実験における携帯電話を利用した電子アンケート

 ・実施場所:2006長岡雪しか祭り会場
 ・実施期間:2006年2月18日〜2月19日の2日間
 ・対象者  :会場に訪れた市民
 ・回答総数:71人
 ・実施方法:屋内会場の出入口付近にQRコードを記載した電子アンケート協力依頼のパネルを掲示し、帰路につく来場者に回答を依頼。
画像:実証実験における携帯電話を利用した電子アンケート

画像:実証実験における携帯電話を利用した電子アンケートの回答方法



携帯電話アンケートに対する評価(前頁のアンケートより)

画像:携帯電話アンケートに対する評価(前頁のアンケートより)



携帯電話アンケートの利用場面(同上)

画像:携帯電話アンケートの利用場面(同上)



端末別にみた個人のインターネット利用者数・比率

画像:端末別にみた個人のインターネット利用者数・比率

出典:平成17年版情報通信白書(http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h17/index.html

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