2A.現状分析(業務分析)作業で用いた様式
総務省の「平成17年度自治体EA事業」では、現状分析(業務分析)作業において、下記の様式を用いた分析・検討作業を行いました。
1) 業務説明表
個々の業務の概要(名称、目的、根拠法令、所管部署等)を示すための様式。
2) 機能分析表(DMM)
業務を「機能」の集まりとして捉え、その「機能」の階層構造を示すための様式。
3) 機能情報関連図(DFD)
DMMで示された「機能」について、「機能」間のつながりを「情報」の流れとしてを示すための様式。
4) 業務要件定義表
DFDで示された個々の「機能」の実現手段を示すための様式。
5) 情報実体一覧表
DFDで示された個々の「情報(機能間の流れ及び滞留)」の実体(口頭、帳票、台帳、データベース)を示すための様式。
6) DFD(論理化)
DFD上の「機能」について、本来、どの「機能」からどの「機能」までを1つに括るのが自然かについて、DFD上の一連の「機能」を一筆書きでつなぐことで示すための様式。
7) 抽象化分析表
論理化されたDFDを複数重ね合わせて、個々の業務における異なる「機能」が1つの基本的な「機能」にまとめられることを示すための様式。
8) イベントエンティティ表
論理化されたDFDのドライブ情報の上で表現される「主たる対象(ひと、もの、かね)」を示すための様式。
9) 情報体系整理図(UMLクラス図)
対象業務を構成する「情報」について、その全体像を俯瞰できる形で整理したもの。
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