合併協議における再出発事例


合併協議において、様々な問題に直面して一旦は解散、休止したが、困難を克服して再出発のうえ、合併協議を再開している事例を掲載しました。


平成17年2月
都道府県名 事例概要
青森県 12団体で構成した協議会が廃止された後、3団体での協議会2つ、2団体での協議会1つを設置した例
8団体で構成した協議会が廃止された後、2団体での協議会と3団体での協議会を設置した例
8団体で構成した協議会が廃止された後、4団体で協議会を設置した例
4団体で構成した協議会が廃止され、そのうち2団体が1団体を加えて協議会を設置し、残り2団体も協議会を設置した例
4団体で構成した協議会が廃止され、2団体ずつ2つの合併協議会を設置した例
宮城県 4団体で構成した協議会が解散したが、そのうちの3団体で協議会を設置し合併に至った例
栃木県 4団体による合併協議が不調となり、協議会を解散した後、新たに2団体ごとに2協議会を設置した例
埼玉県 2団体で構成した協議会が、1団体を加えて3団体で協議会を新たに設置した例
7団体により構成した協議会が住民投票の結果を受け廃止となり、4団体及び2団体の2つの協議会が新たに設置され、4団体の協議会では合併に至った例
千葉県 3団体で構成した協議会が協議が整わず解散し、そのうち1団体が他の団体と合併協議会を設置し、さらに残る2団体も新たに合併協議会を設置した例
9団体で構成した協議会が解散し、そのうち8団体で協議会を新たに設置。その協議会が休止となり、そのうち7団体で協議会を新たに設置した例
新潟県 3団体で構成した協議会のうち、1の団体で住民投票の結果を受け離脱となり、残る2団体で合併に至ったが、その後に当該合併団体と先に離脱した団体で協議会を新たに設置した例
3団体で構成した協議会が協議が整わず解散したが、そのうち2団体がそれぞれ別の団体と合併協議会を新たに設置した例
岐阜県 3団体による合併協議が不調となり、協議会を解散した後、新たにそのうちの2団体で協議会を設置し合併した例
住民請求により2団体による合併協議会が設置されたが、より広域な合併を目指し解散したのち、10団体による協議会を設置した例
8団体で協議会を設置したが、1団体が他の枠組みによる協議継続のため離脱表明、これを理由に解散。新たに7団体で協議会を設置したが、さらに1団体が離脱し、残る6町村で合併に至った例
3団体による合併協議が不調となり、協議会を解散した後、新たに2団体で協議会を設置した例
4団体による合併協議が行われていたが住民意向調査の結果、反対が多数を占め協議会を解散した後、新たに2団体で協議会を設置した例
静岡県 3団体で構成した協議会が協議が整わず解散し、そのうち2団体が合併協議会を設置し、合併する例
3団体で構成した合併協議会の協議が終了したが、1団体において住民投票が行われ、合併反対が多数を占めたため、協議会を離脱。残りの2団体で合併する例
愛知県 3団体で構成した協議会が解散したが、そのうち2団体が協議会を設置し合併に至り、さらに合併後に当初、協議会を構成していた1団体と協議会を設置した例
6団体で構成した協議会が協議が整わず解散し、新たにそのうちの3団体と2団体がそれぞれ協議会を設置した例
5団体で構成した協議会が住民意識調査の結果を受け廃止となり、新たにそのうちの2団体が協議会を設置した例
三重県 4団体で構成した協議会が協議が整わず解散し、そのうち1団体が他の団体と合併協議会を設置して協議を進め、廃置分合申請を行うに至る。さらに、残る3団体も新たに合併協議会を設置して協議を進めるものの、その協議が中断するに至り、そのうち2団体が別に合併協議会を設置した例
滋賀県 3団体で構成した協議会が協議が整わず解散し、そのうち2団体が合併協議会を設置し合併に至った例
兵庫県 4団体で構成した協議会が1団体の住民投票の結果を受け解散したが、そのうちの2団体での協議会設置後、最終的には、再度同じ4団体で法定協議会を設置した事例
奈良県 2団体で法定協議会を設置し、協議がまとまったので両町で住民アンケートを実施した結果、一方の町で合併反対が多数を占めたが、引き続き合併協議を進め、一旦合意した新市建設計画等を修正し、最終的に合併に至った例
和歌山県 6団体で構成した協議会が市民アンケートの結果に基づき解散し、その後、2団体ごとに3協議会を設置した例
島根県 7市町により構成されていた法定協議会が、住民投票の結果等により1町が離脱し、解散。1町を除く6市町により、法定協議会を設置し、平成17年3月に合併する例
4町村により構成されていた法定協議会が、庁舎位置を巡り解散。その後、2町(村)ごとによる2つの法定協議会が設置され、協議している事例
岡山県 2団体で合併協議会を設置していたが、住民アンケートの結果を受け協議休止。再会後、より広域な合併の枠組みを目指し、9団体で協議会を設置した例
徳島県 4団体で構成した協議会が解散したが、1団体を加え、5団体で協議会を設置した例
5団体で構成した協議会が協議が整わず解散し、そのうち2団体が他の団体と合併協議会を設置、さらに残る3団体のうち2団体で合併協議会を設置した例
香川県 6団体で構成した協議会が解散し、3団体にて合併協議会を設置。また、残る3団体も合併協議会を設置し、その後他の2団体が加入した事例
福岡県 5団体で構成した法定協議会が廃止となり、このうちの2団体で新たに法定協議会を設置し、残る3団体も法定協議会を設置した例
5団体で構成した法定協議会が廃止となり、このうちの2団体で新たに法定協議会を設置し、さらに残る3団体も合併協議会を設置した例
6団体で構成した法定協議会が廃止となり、このうちの2団体が他地域の1団体と3団体で新たに法定協議会を設置した例
10団体で構成した法定協議会が廃止となり、このうちの4団体で新たに法定協議会を設置し、さらに残る6団体のうち5団体も法定協議会を設置した例
3団体で構成した法定協議会が廃止となり、このうちの2団体で新たに法定協議会を設置した例
熊本県 10団体で構成した協議会が解散し、まず7団体が任意協議会を設置したが、最終的には、再度、同じ10団体で法定協議会を設置した例
9団体による合併協議が不調となり、「本協議会を休止し、新たな枠組みを模索する」と決定した後、4団体と2団体に分かれて協議会を新たに設置した事例(※残りの3団体は現時点においてはいずれの枠組みにも参加していない。)
大分県 4団体で構成した法定協議会が休止となり、4団体の内の3団体で法定協議会を新たに設置した例
宮崎県 4団体で構成した協議会が休止し、そのうち2団体ずつ2つの合併協議会を設置した事例
3団体で構成した協議会が休止し、そのうち2団体が合併協議会を設置した事例





再出発事例 12団体で構成した協議会が廃止された後、3団体での協議会2つ、2団体での協議会1つを設置した例

都道府県名 青森県

法定協議会の名称及び構成市町村 津軽南地域市町村合併法定協議会 弘前市、黒石市、岩木町、相馬村、西目屋村、藤崎町、大鰐町、尾上町、平賀町、常盤村、田舎館村、碇ヶ関村 廃止
藤崎・常盤まちづくり協議会 藤崎町、常盤村 合併申請済み
平賀・尾上・碇ヶ関合併協議会 尾上町、平賀町、碇ヶ関村 協議中
弘前・岩木・相馬市町村合併協議会 弘前市、岩木町、相馬村 協議中

法定協議会の経緯  
年月日 内容
平成14年2月18日 津軽広域連合を構成する14市町村の市町村長による合併に関する意見交換会を開催(弘前市、黒石市、岩木町、相馬村、西目屋村、藤崎町、大鰐町、尾上町、浪岡町、平賀町、常盤村、田舎館村、碇ヶ関村、板柳町)
平成14年4月15日 担当課長をメンバーとする「津軽南地域市町村合併研究会」を設置
平成14年10月31日 「津軽南地域市町村合併協議会」(任意協議会)を設置
平成15年9月29日 市町村長会議において、12市町村で法定の合併協議会を設置することで合意。(浪岡町、板柳町は、それぞれ別の枠組みを選択。)
平成15年11月7日 「津軽南地域市町村合併法定協議会」(法定協議会)を設置
平成16年7月9日 第8回協議会で議員の定数及び任期の取扱いについて合意できず、合併協議会廃止を確認
平成16年7月31日 「津軽南地域市町村合併法定協議会」を廃止
平成16年8月30日 弘前市長が中津軽郡3町村(岩木町、相馬村、西目屋村)との合併協議を進める意向を表明
平成16年10月17日 西目屋村が実施した、弘前市・岩木町・相馬村との合併の是非を問う住民投票で、合併反対票が上回る(翌18日、議会全員協議会において、合併不参加を決定)
平成16年10月8日 藤崎町及び常盤村の両議会において、法定協議会設置議案を可決
平成16年10月11日 藤崎町及び常盤村による「藤崎・常盤まちづくり協議会」(法定協議会)を設置
平成16年10月27日 平賀町、尾上町及び碇ケ関村の各議会において、法定協議会設置議案を可決
平成16年10月29日 平賀町、尾上町及び碇ケ関村による「平賀・尾上・碇ケ関合併協議会」(法定協議会)を設置
平成16年12月15日 弘前市、岩木町及び相馬村の各議会において、法定協議会設置議案を可決
平成16年12月16日 弘前市、岩木町及び相馬村による「弘前・岩木・相馬市町村合併協議会」(法定協議会)を設置
平成17年1月15日 藤崎町及び常盤村の合併協定調印式
平成17年1月17日 藤崎町及び常盤村の両町村の臨時議会において合併議案を可決
平成17年1月18日 藤崎町及び常盤村が県知事に廃置分合申請

解散・再出発理由 当初、12市町村により協議を行っていたが、議員の定数及び任期の取扱いについて合意できず、また、関係市町村の財務格差の問題も顕在化したことにより、協議が不調となり廃止に至った。その後、弘前市が4市町村での合併の枠組みを示したことから、近隣の町村による枠組みが複数検討され、結局8市町村が3つの協議会を新たに設置することになったもの。

○法定協議会等ホームページ
弘前・岩木・相馬市町村合併協議会 http://www.net.pref.aomori.jp/his-gappei/





再出発事例 8団体で構成した協議会が廃止された後、2団体での協議会と3団体での協議会を設置した例

都道府県名 青森県

法定協議会の名称及び構成市町村 八戸地域合併協議会 八戸市、田子町、名川町、南部町、階上町、福地村、南郷村、新郷村 廃止
八戸市・南郷村合併協議会 八戸市、南郷村 告示済
名川・南部・福地合併協議会 名川町、南部町、福地村 協議中

法定協議会の経緯  
年月日 内容
平成13年7月26日 「八戸市・階上町・福地村・南郷村合併検討協議会」(任意協議会)を設置
平成13年12月10日 八戸市長が平成17年3月の合併特例法の期限を見据えながら、三八、上北の14市町村による合併を推進していく考えを表明
平成14年4月1日 田子町、名川町、南部町が合併検討協議会へ参加。名称を「八戸地域合併検討協議会」に変更
平成14年10月9日 新郷村長が八戸市長に対し、法定協議会への移行時期に合わせて参加したい旨申し入れ
平成14年11月25日 階上町臨時議会で、合併検討協議会を構成する7市町村での合併の賛否を問う住民投票を実施する条例案を可決
平成15年2月9日 階上町で任意協議会を構成する7市町村での合併の賛否を問う住民投票を実施(投票率54.1%、「賛成」3,283票、「反対」2,897票)
平成15年2月24日 第7回合併検討協議会開催(新郷村を含めた8市町村による法定の合併協議会設置を合意)
平成15年4月1日 8市町村による「八戸地域合併協議会」(法定協議会)を設置
平成16年4月13日 階上町議会において、階上町長が提案した八戸地域での合併を求める議案を8対9で否決。階上町長が八戸市長(合併協議会会長)に合併協議会からの離脱を申し入れ
平成16年5月21日 八戸地域合併協議会の構成7市町村長による会議を開催。階上町議会の結果を受け、階上町が離脱を申し入れたことにより、八戸地域合併協議会を平成16年6月30日付けで廃止することに同意
平成16年6月7日 第9回合併協議会開催。合併協議会廃止(平成16年6月30日付け)を承認
平成16年6月11日
〜21日
8市町村の議会において、協議会廃止議案を提案可決
平成16年6月30日 合併協議会を廃止
平成16年9月16日 名川町、南部町及び福地村の3町村長会議において、3町村による法定の合併協議会を設置することに合意
平成16年9月21日 八戸市と南郷村の2市村長会議において2市村による法定の合併協議会を設置することに合意
平成16年9月27日 2市村議会の定例会・臨時議会において法定の合併協議会設置議案を提案、可決。同日、「八戸市・南郷村合併協議会」(法定協議会)を設置
平成16年10月21日 名川町、南部町及び福地村の3町村の臨時議会において、法定の合併協議会設置議案を提案、可決
平成16年10月25日 名川町、南部町及び福地村による「名川・南部・福地合併協議会」(法定協議会)を設置
平成16年10月30日 八戸市及び南郷村の合併協定調印式
平成16年11月1日 八戸市及び南郷村の両市町の臨時議会において合併議案を可決
平成16年11月5日 八戸市及び南郷村が県知事に廃置分合申請
平成16年12月16日 青森県議会11月定例会において八戸市及び南郷村の廃置分合議案可決、知事が廃置分合決定
平成16年12月17日 知事が廃置分合を総務大臣へ届出(八戸市、南郷村)
平成17年01月18日 総務大臣の告示(八戸市、南郷村)

解散・再出発理由 当初、8市町村により協議を行っていたが、構成町の離脱表明や新規投資を巡る意見の相違、財政見通しの悪化など枠組みの見直しを余儀なくされ廃止に至った。その後、八戸市から新たな枠組みとして田子町と新郷村を除いた5市町村による合併協議を呼びかけたところ、3町村が近隣町村だけでの合併を望む声が強くなったとして不参加を表明。結局、2団体による協議会1つと3団体による協議会1つが新たに設置されたもの。

○法定協議会等ホームページ
八戸市・南郷村合併協議会  http://www.hachinohe-nango-gappei.jp/
名川・南部・福地合併協議会 http://www.nanbu.net.pref.aomori.jp/nnf/





再出発事例 8団体で構成した協議会が廃止された後、4団体で協議会を設置した例

都道府県名 青森県

法定協議会の名称及び構成市町村 むつ下北地域合併協議会 むつ市、川内町、大畑町、大間町、横浜町、風間浦村、佐井村、脇野沢村 廃止
むつ・川内・大畑・脇野沢合併協議会 むつ市、川内町、大畑町、脇野沢村 告示済

法定協議会の経緯  
年月日 内容
平成13年10月10日 下北郡町村会が「むつ下北地区町村合併担当職員勉強会」を開催
平成14年5月29日 むつ市、下北郡、上北郡横浜町の9市町村長をメンバーとする「むつ下北地域市町村合併共同研究会」を設置。第1回研究会開催
平成15年3月24日 市町村長会議において、東通村を除く8市町村で任意の合併協議会設置に合意。「むつ下北地域任意合併協議会」(任意協議会)を設置
平成15年8月12日 第5回任意協議会開催(新市将来構想を策定。8市町村で法定の合併協議会設置に合意)
平成15年9月18日 法定協議会設置議案が大間町で否決(他の7市町村は可決)
平成15年9月26日 8市町村長会議において10月中の設置に向けて再度議案を提出することを合意
平成15年10月21日 8市町村長会議において10月23日から31日にかけて臨時議会を開いて法定協議会設置議案を提案することを合意
平成15年10月31日 8市町村による「むつ下北地域合併協議会」(法定協議会)を設置
平成16年4月28日 大間町議会において、大間町長が提案した8市町村での合併を求める議案を5対10で否決。大間町長が合併協議会からの離脱を申し入れ
平成16年5月7日 第10回合併協議会開催。大間町の離脱を了承
平成16年5月29日 大間町を除く7市町村長会議を開催。大間町議会の結果を受け、大間町が離脱を申し入れたことにより、むつ下北地域合併協議会を平成16年6月11日付けで廃止することに合意
平成16年6月8日
〜11日
8市町村の議会において協議会廃止議案を提案、可決
平成16年6月11日 合併協議会を廃止
平成16年6月11日 むつ下北7市町村による合併協議会設置議案を横浜町、風間浦村、佐井村の各議会が否決
平成16年6月21日 むつ市、川内町、大畑町、脇野沢村の4市町村長が法定の合併協議会を設置することに合意
平成16年6月23日
〜6月28日
むつ市、川内町、大畑町、脇野沢村の4市町村の臨時議会等で法定の合併協議会設置議案を提案し、可決
平成16年6月29日 「むつ・川内・大畑・脇野沢合併協議会」(法定協議会)を設置
平成16年10月22日 むつ市、川内町、大畑町及び脇野沢村の合併協定調印式
平成16年10月25日
〜10月27日
むつ市、川内町、大畑町及び脇野沢村の4市町村で合併議案を可決
平成16年10月29日 むつ市、川内町、大畑町及び脇野沢村が県知事に廃置分合申請
平成16年12月16日 青森県議会11月定例会においてむつ市、川内町、大畑町及び脇野沢村の廃置分合議案可決、知事が廃置分合決定
平成16年12月17日 知事が廃置分合を総務大臣へ届出(むつ市、川内町、大畑町及び脇野沢村)
平成17年01月18日 総務大臣の告示(むつ市、川内町、大畑町及び脇野沢村)

解散・再出発理由 当初、8市町村により協議を行っていたが、構成町の離脱表明や議員の身分の取扱い、合併の枠組みについての意見の相違があり、協議が不調となり解散に至った。その後、大間町を除く7市町村での合併協議会を設置しようとしたが、3町村議会で否決され、残った4市町村で新たに協議会を設置したもの。

○法定協議会等ホームページ
むつ・川内・大畑・脇野沢合併協議会  http://www.net.pref.aomori.jp/shimokita4_gappei/





再出発事例 4団体で構成した協議会が廃止され、そのうち2団体が1団体を加えて協議会を設置し、残り2団体も協議会を設置した例

都道府県名 青森県

法定協議会の名称及び構成市町村 津軽北部四町村合併協議会 金木町、中里町、市浦村、小泊村 廃止
五所川原地域合併協議会 五所川原市、金木町、市浦村 告示済
中里町・小泊村合併協議会 中里町、小泊村 告示済

法定協議会の経緯  
年月日 内容
平成14年1月19日 金木町・中里町・市浦村・小泊村の町村長、議長が、平成14年4月をめどに4町村による任意の合併協議会の設置を目指すことで一致
平成14年2月20日 西北五地方14市町村長をメンバーとする「西北五市町村合併共同研究会」を設置
平成14年4月1日 金木町、中里町、市浦村及び小泊村による「津軽北部地方合併協議会」(任意協議会)を設置
平成14年7月9日 3回の「西北五市町村合併共同研究会」を開催し、住民意識調査、行政制度等調査などを実施し、一定の研究成果を得て、研究会の廃止を合意
平成14年8月21日 「西北五市町村合併共同研究会」を廃止
平成14年12月26日 第5回津軽北部地方合併協議会で法定の合併協議会設置を合意
平成15年02月01日 津軽北部四町村合併協議会(法定協議会)設置
平成15年12月25日 金木町臨時議会において、津軽北部四町村合併協議会から離脱することについて議会の同意を求める議案を全会一致で可決
平成15年12月27日 津軽北部四町村合併協議会の正副会長(4町村長)会議を開催
津軽北部四町村合併協議会を平成16年1月31日付けで廃止することに合意
平成16年01月14日 4町村の臨時議会において、協議会廃止議案を提案可決
平成16年01月22日 第11回合併協議会開催。協議会の廃止を承認
平成16年01月31日 津軽北部四町村合併協議会を廃止
平成16年06月04日 中里町、小泊村の両町村臨時議会において法定協議会設置議案可決
平成16年06月21日 中里町及び小泊村による「中里町・小泊村合併協議会」(法定協議会)設置
平成16年07月01日 五所川原市、金木町及び市浦村による「五所川原地域合併協議会」(法定協議会)設置
平成16年10月19日 五所川原市、金木町及び市浦村の合併協定調印式
平成16年10月19日 五所川原市、金木町及び市浦村の3市町村議会において合併議案を可決
平成16年10月20日 五所川原市、金木町及び市浦村が県知事に廃置分合申請
平成16年10月21日 総務大臣へ市制施行協議(五所川原市、金木町、市浦村)
平成16年10月28日 中里町及び小泊村の合併協定調印式
平成16年10月28日 中里町及び小泊村の両町村議会で合併議案可決
平成16年10月29日 中里町及び小泊村が県知事に廃置分合申請
平成16年11月08日 総務大臣より市制施行協議回答(五所川原市、金木町、市浦村)
平成16年12月16日 青森県議会11月定例会において、五所川原市、金木町及び市浦村と、中里町及び小泊村の両地域の廃置分合議案可決、知事が廃置分合決定
平成16年12月17日 知事が廃置分合を総務大臣へ届出(五所川原市、金木町及び市浦村と、中里町及び小泊村)
平成17年01月18日 総務大臣の告示(五所川原市、金木町及び市浦村と、中里町及び小泊村)

解散・再出発理由 新町の名称に対する金木町民の不満が高まったことや、職員の新規採用を巡る意見の相違等が原因となって、協議会会長を出していた金木町が離脱表明したことをきっかけに、合併の枠組みを見直すべきとの意見も出され協議会を廃止した。その後近隣の市との合併で一層の体制強化を目指す団体と、身近な町村との合併により地域の衰退を回避したい団体とがそれぞれ合併協議会を設置したもの。

○法定協議会等ホームページ
五所川原地域合併協議会 http://www.goshogawara.net.pref.aomori.jp/33_gappei/gappeiindex.html
中里町役場ホームページ http://www.nakasato.net.pref.aomori.jp/
小泊村役場ホームページ http://www.vill.kodomari.aomori.jp/kyougikaidayori/kyougikaidayori_top.html





再出発事例 4団体で構成した協議会が廃止され、2団体ずつ2つの合併協議会を設置した例

都道府県名 青森県

法定協議会の名称及び構成市町村 中部上北合併協議会 七戸町、上北町、東北町、天間林村 廃止
七戸町・天間林村合併協議会 七戸町、天間林村 告示済
上北町・東北町合併協議会 上北町、東北町 告示済

法定協議会の経緯  
年月日 内容
平成14年03月25日 七戸町、上北町、東北町及び天間林村の4町村により「中部上北任意合併協議会」(任意協議会)を設置
平成14年07月01日 法定協議会への移行に合意し、各町村議会で法定協議会設置を議決。「中部上北合併協議会」(法定協議会)を設置
平成15年08月01日 上北町長が、市町村建設計画の策定に係る財政推計方法に異論があるため、議会との協議の結果を踏まえ、法定協議会からの離脱届を提出
平成15年09月11日 上北町の離脱意向を踏まえ協議の結果、法定協議会を解散することで合意し、各町村議会で法定協議会解散を議決
平成15年09月16日 合併協議会を廃止
平成15年09月
     〜12月
七戸町、東北町及び天間林村の3町村により、合併協議会の設置に向けて調整を図るが、東北町が合併協議に加わらないと決定したため、七戸町及び天間林村は2町村で合併協議を進めることに合意
平成15年12月26日 七戸町及び天間林村議会で法定協議会設置を議決
「七戸町・天間林村合併協議会」(法定協議会)を設置
平成16年2月 上北町及び東北町の2町により合併協議を進めることに合意し、2町がそれぞれ住民説明会開催
平成16年03月30日 上北町及び東北町議会で法定協議会設置を議決
平成16年04月01日 「上北町・東北町合併協議会」(法定協議会)を設置
平成16年10月16日 七戸町及び天間林村の合併協定調印式
七戸町及び天間林村の両町村議会で合併議案可決
平成16年10月20日 七戸町及び天間林村が県知事へ廃置分合申請
平成16年11月01日 上北町及び東北町の合併協定調印式
上北町及び東北町の両町議会で合併議案可決
平成16年11月05日 上北町及び東北町が県知事へ廃置分合申請
平成16年12月16日 青森県議会11月定例会において、七戸町及び天間林村と、上北町及び東北町の両地域の廃置分合議案可決、知事が廃置分合決定
平成16年12月17日 知事が廃置分合を総務大臣へ届出(七戸町及び天間林村、上北町及び東北町)
平成17年01月18日 総務大臣の告示(七戸町及び天間林村、上北町及び東北町)

解散・再出発理由 4町村で合併協議を行っていたが、市町村建設計画の策定に係る財政推計方法について考え方の相違があり、上北町の協議会離脱表明を受け、4町村による合併協議会を廃止した。その後、上北町を除く3町村で合併協議会設置を目指したものの、合併後の自治体の名称、事務所位置の事前調整が整わず、七戸町と天間林村の2町村で合併協議会を設置し、その後、残る東北町と上北町とで別の合併協議会を設置したもの。

○法定協議会等ホームページ
七戸町・天間林村合併協議会 http://www12.plala.or.jp/gappei-1/home.html
上北町・東北町合併協議会 http://www.kamikita.net.pref.aomori.jp/~gappei/index.html





再出発事例 4団体で構成した協議会が解散したが、そのうちの3団体で協議会を設置し合併に至った例

都道府県名 宮城県

法定協議会の名称及び構成市町村 加美郡四町合併協議会 中新田町、小野田町、宮崎町、色麻町 休止
(平成15年3月31日廃止)
中新田町・小野田町・宮崎町合併協議会 中新田町、小野田町、宮崎町 合併により解散
(平成15年3月31日廃止)

法定協議会の経緯  
年月日 内容
平成10年05月29日 加美郡町村合併研究会設立
平成13年04月02日 加美郡四町合併推進協議会設立
平成14年01月25日 各町議会で法定協議会設置議決(25日・28日)
平成14年02月01日 加美郡四町合併協議会設置
平成14年10月29日 色麻町から住民意向調査の結果を受けて合併期日の延期を要請
平成14年11月01日 第18回協議会において協議会の休止を決定
平成14年11月08日 色麻町を除く3町で法定協議会を設置
平成15年01月08日 合併協定調印式
平成15年01月09日 各町議会で合併関連議案を可決
平成15年01月10日 県知事へ廃置分合申請
平成15年02月18日 県議会で廃置分合議案を可決
平成15年03月13日 官報告示
平成15年04月01日 合併(新町の名称:加美町)

解散・再出発理由  色麻町において行った住民意向調査の結果を受け、町議会が合併には時期尚早として、協議会に延期を申し出たが受け入れられず離脱したもの。その後、中新田町、小野田町、宮崎町の全9カ所で住民への経過報告及び意見聴取を行ったところ、3町でも合併をめざすべきとの意見が多数を占めたことから、新たに3町による協議会を設置し、合併に至った。

○法定協議会等ホームページ
加美町 http://www.town.kami.miyagi.jp/





再出発事例 4団体による合併協議が不調となり、協議会を解散した後、新たに2団体ごとに2協議会を設置した例

都道府県名 栃木県

法定協議会の名称及び構成市町村 南那須地区合併協議会 南那須町、烏山町、馬頭町、小川町 解散
南那須町・烏山町合併協議会 南那須町、烏山町 協議中
馬頭町・小川町合併協議会 馬頭町、小川町 協議中

法定協議会の経緯  
年月日 内容
平成13年11月09日 南那須地区町村合併研究会設置(南那須町、烏山町、馬頭町、小川町)
平成15年05月30日 4町長間で4町合併推進を合意
平成15年06月30日 4町による法定協議会設置議案を可決(南那須町、烏山町、馬頭町、小川町)
平成15年07月01日 南那須地区合併協議会を設置
平成16年01月 新市の事務所の位置について、意見対立
平成16年08月23日 正副会長(4町長)会議で合併協議打ち切り決定
 新庁舎の建設時期の取扱で対立
平成16年09月05日 第20回合併協議会で協議打ち切り決定
平成16年10月25日 4町臨時議会で、法定協議会廃止議案を可決
平成16年10月31日 南那須地区合併協議会を廃止
平成16年11月01日 2町による法定協議会設置議案を可決(南那須町、烏山町)
南那須町・烏山町合併協議会を設置
平成16年11月12日 2町による法定協議会設置議案を可決(馬頭町、小川町)
平成16年11月16日 馬頭町・小川町合併協議会を設置

解散・再出発理由  新市の事務所の位置等で意見が対立し、信頼関係が薄らぐ中、新庁舎の建設時期の取扱で合意できず平行線となり、解散。
 4町で解散を決定後、それぞれ住民アンケート調査を実施し、次善の策として2団体ごとに2協議会を設置。

○法定協議会等ホームページ
南那須町 http://www.tkcnf.or.jp/minaminasu/index.html
烏山町 http://www.town.karasuyama.tochigi.jp/
馬頭町・小川町合併協議会 http://www.town.ogawa.tochigi.jp/sityousongappei.html





再出発事例 2団体で構成した協議会が、1団体を加えて3団体で協議会を新たに設置した例

都道府県名 埼玉県

法定協議会の名称及び構成市町村 鴻巣市・川里町合併協議会 鴻巣市、川里町 休止
鴻巣市・川里町・吹上町合併協議会 鴻巣市、吹上町、川里町 県知事へ申請済

法定協議会の経緯  
年月日 内容
平成15年09月24日 「鴻巣市・川里町合併協議会」(法定協議会)設置
平成16年02月23日 第12回鴻巣市・川里町合併協議会を開催。吹上町の動向を確認するため一時休止(以降休止中)
平成16年04月18日 吹上町で町長選が実施され、鴻巣市・川里町との合併推進を掲げた候補が当選。同日に実施された合併の意思を問う住民投票でも、「鴻巣市・川里町との合併」を求める住民が多数となる。
平成16年05月25日 吹上町が鴻巣市及び川里町に対して合併協議参加を申し入れ
平成16年06月16日 法定合併協議会の設置について3市町議会で可決 (可決日 吹上町:16日、鴻巣市:18日、川里町:28日)
平成16年07月15日 鴻巣市・川里町・吹上町合併協議会を設置
平成17年01月24日 合併調印式
平成17年01月31日 鴻巣市、川里町において合併議案議決
平成17年02月01日 吹上町において合併議案議決
平成17年02月01日 県知事へ廃置分合申請

解散・再出発理由  鴻巣市と川里町において合併について協議を行っていたが、別の枠組みにて合併協議を行っていた吹上町において、合併の枠組みについて慎重な声があり、吹上町の動向を見守るため、鴻巣市・川里町合併協議会は一時休止していた。その後、吹上町において、町長の辞任に伴い行われた町長選挙において、鴻巣市と川里町との合併推進派の町長が当選するとともに、同日、行われた住民投票においても同市町との枠組みが多数となったことを受け、新たに3団体により協議会を設置したもの。

○法定協議会等ホームページ
鴻巣市・川里町・吹上町合併協議会 http://www.kkfgappeikyou.jp/





再出発事例 7団体により構成した協議会が住民投票の結果を受け廃止となり、4団体及び2団体の2つの協議会が新たに設置され、4団体の協議会では合併に至った例

都道府県名 埼玉県

法定協議会の名称及び構成市町村 秩父地域合併協議会 秩父市、横瀬町、吉田町、小鹿野町、両神村、大滝村、荒川村 解散
秩父合併協議会 秩父市、吉田町、大滝村、荒川村 告示済み
小鹿野・両神合併協議会 小鹿野町、両神村 協議中

法定協議会の経緯  
年月日 内容
平成15年09月18日 横瀬町9月定例会において、7市町村による合併の是非を問う住民投票条例案が、執行部から提出され、全会一致で可決された。
平成15年10月01日 「秩父地域合併協議会」を設置
平成15年10月14日  両神村において臨時議会が開催され、村長から両神村の合併についての意思を問う住民投票条例が提案され、全会一致で原案どおり可決した。
平成15年11月25日 小鹿野町議会は臨時会を開催し、住民投票条例の一部改正案(成立要件を投票資格者の1/2から1/3とする修正)が西秩父3町村の合併を推進している議員から提案され、7対7の可否同数となり議長採決により可決された。
平成15年12月15日 荒川村議会12月定例会において、7市町村による合併の是非を問う住民投票条例案が執行部から提出され、全会一 致で可決された。
平成16年03月21日 横瀬町、小鹿野町、荒川村において住民投票が実施され、横瀬町では7市町村合併に反対の票が、小鹿野町では両神村との合併、荒川村では7市町村合併に賛成の票がそれぞれ最多となった。
平成16年03月26日 7市町村において合併協議会廃止の議決をするとともに、秩父市、吉田町、大滝村、荒川村において4市町村による合併協議会設置議案を議決
平成16年04月06日 「秩父合併協議会」を設置
平成16年04月07日 「秩父地域合併協議会」を解散
平成16年05月01日 「小鹿野・両神合併協議会」(法定合併協議会)を設置
平成16年07月09日 関係市町村により合併協定書調印式
平成16年07月13日 「秩父合併協議会」の構成各市町村議会 廃置分合議決(〜7月15日)
平成16年07月27日 「秩父合併協議会」廃置分合申請書 県に提出
平成16年10月13日 埼玉県議会9月定例会において、廃置分合申請議案可決
平成16年10月21日 県知事による廃置分合処分(秩父合併協議会)
平成16年11月18日 総務省告示(秩父合併協議会)
平成17年02月02日 合併調印式(小鹿野・両神合併協議会)

解散・再出発理由 構成市町村において、合併の枠組みなどを問う住民投票が行われ、その結果を受け、枠組みが1市1町2村と1町1村の2協議会に変更となったもの。

○法定協議会等ホームページ
秩父合併協議会 http://www.chichibu-4gappei.com/
小鹿野・両神合併協議会 http://www.town.ogano.saitama.jp/orgk/top.html





再出発事例 3団体で構成した協議会が協議が整わず解散し、そのうち1団体が他の団体と合併協議会を設置し、さらに残る2団体も新たに合併協議会を設置した例

都道府県名 千葉県

法定協議会の名称及び構成市町村 八日市場市・光町・野栄町合併協議会 八日市場市、光町、野栄町 解散
横芝町・光町合併協議会 横芝町、光町 協議中
八日市場市・野栄町合併協議会 八日市場市、野栄町 協議中

法定協議会の経緯  
年月日 内容
平成15年04月01日 八日市場市・光町・野栄町合併協議会設置
平成16年03月12日 光町が八日市場市・光町・野栄町合併協議会からの離脱を表明
平成16年03月21日 八日市場市が市内10地区で市町村合併説明会を開催(〜28日)
平成16年04月14日 横芝町・光町合併準備会を発足
平成16年04月27日 横芝町、光町の各臨時議会で、法定協議会設置案を可決
平成16年04月30日 八日市場市・光町・野栄町合併協議会解散
平成16年05月01日 横芝町・光町合併協議会設置
平成16年05月10日 野栄町が町内8ヶ所で「市町村合併に関する地区懇談会」を開催(〜17日)
平成16年07月05日 八日市場市及び野栄町の首長、議長が市町村合併について協議し、両市町による合併を推進することで一致
平成16年08月01日 八日市場市・野栄町合併協議会設置

解散・再出発理由 新市名称の選定における既存の名称の取扱いに関する対立などから、光町が離脱表明し、光町は横芝町と合併協議会を設置。八日市場市と野栄町は住民説明会等を経て、2市町での合併推進に合意し、合併協議会を設置した。

○法定協議会等ホームページ
八日市場市・野栄町合併協議会 http://www.yngappei.jp/
横芝町・光町合併協議会 http://www.yokoshiba-hikari.jp/





再出発事例 9団体で構成した協議会が解散し、そのうち8団体で協議会を新たに設置。その協議会が休止となり、そのうち7団体で協議会を新たに設置した例

都道府県名 千葉県

法定協議会の名称及び構成市町村 館山・安房9市町村合併協議会 館山市・富浦町・富山町・鋸南町・三芳村・白浜町・千倉町・丸山町・和田町 解散
安房8町村合併協議会 富浦町・富山町・鋸南町・三芳村・白浜町・千倉町・丸山町・和田町 休止
安房7町村合併協議会 富浦町・富山町・三芳村・白浜町・千倉町・丸山町・和田町 協議中

法定協議会の経緯  
年月日 内容
平成15年02月06日 館山市、富浦町、富山町、鋸南町、三芳村、白浜町、千倉町、丸山町及び和田町の1市7町1村で合併協議会設立準備会(任意)設置
平成15年04月01日 館山・安房9市町村合併協議会(法定)設置
平成16年01月30日 新市の名称選定小委員会において「南房総市」が選定された。
※委員18名中「南房総市」14名、「館山市」4名
平成16年02月02日 館山市議会全員協議会において離脱を決議
平成16年02月25日 館山市議会で離脱を決議
平成16年04月09日 館山市を除く安房8町村の首長、議長会議において、安房8町村合併検討会(任意)を設置することを合意
平成16年04月30日 館山・安房9市町村合併協議会解散
平成16年05月31日 安房8町村合併検討会(任意)設置(和田町は不参加)
平成16年07月11日 和田町で鴨川市との合併の是非を問う住民投票
  結果「賛成25.8%、反対74.2%」
平成16年07月19日 和田町が安房8町村合併検討会に加入
平成16年08月09日 安房8町村合併協議会(法定)設置
平成16年09月16日 鋸南町長が安房8町村合併協議会からの離脱・自立を表明
鋸南町長(自立)と議会(合併推進)とで離脱か残留か協議したが、意見は平行線をたどった。
平成16年10月04日 鋸南町長が辞意を表明し、安房8町村の枠組みは従前どおり維持された。
平成16年11月21日 鋸南町長辞職に伴う町長選挙
  結果「自立派候補者(前町長)48.9%、合併推進候補者48.0%、その他候補者3.1%」
平成16年12月15日 安房7町村合併協議会設置

解散・再出発理由 新市の名称に問題の端を発し、館山・安房9市町村合併協議会が解散。その後、館山市を除く8町村で安房8町村合併協議会を設置したが、鋸南町長選において自立派候補者が当選したことにより、当該協議会は休止。新たに鋸南町を除く7町村で安房7町村合併協議会を設置。

○法定協議会等ホームページ
安房7町村合併協議会 http://www.town.tomiura.chiba.jp/awa7gappei/





再出発事例 3団体で構成した協議会のうち、1の団体で住民投票の結果を受け離脱となり、残る2団体で合併に至ったが、その後に当該合併団体と先に離脱した団体で協議会を新たに設置した例

都道府県名 新潟県

法定協議会の名称及び構成市町村 六日町・大和町合併協議会 六日町、大和町 合併により解散
南魚沼市・塩沢町合併協議会 南魚沼市、塩沢町 協議中

法定協議会の経緯  
年月日 内容
平成14年01月30日 六日町、大和町、塩沢町の3町で「南魚沼郡任意合併協議会」(任意)の設置
平成15年08月10日 塩沢町で3町合併の可否に関する住民投票を実施した結果、反対多数。
平成15年08月11日 塩沢町が南魚沼郡任意合併協議会を離脱、これを受け当該協議会を解散。同日付けで「六日町・大和町任意合併協議会」を設置
平成15年08月19日 住民投票の結果が反対多数となったことに伴い、塩沢町長辞職
平成15年09月30日 町長辞職に伴う塩沢町長選挙で合併推進派の候補が当選
平成15年10月01日 六日町・大和町合併協議会(法定)を設置
平成16年04月27日 六日町及び大和町は合併協定書を調印
平成16年04月30日 六日町及び大和町議会で廃置分合議案を議決
平成16年07月01日 県議会での六日町及び大和町の廃置分合議案の可決を受け、知事決定処分。同日付けで総務大臣へ届出。
平成16年07月22日 総務大臣告示(六日町及び大和町を廃し、南魚沼市を設置)
平成16年09月15日 塩沢町議会は、11月1日施行予定の南魚沼市との合併協議方針(南魚沼市への編入合併、合併期日はH17.10.1とする等)を決議
平成16年10月31日 六日町・大和町合併協議会を解散(合併に伴う解散)
平成16年11月01日 合併施行(南魚沼市の施行)
平成16年11月30日 塩沢町長より、南魚沼市長に法定合併協議会設置の申し出
平成16年12月22日 南魚沼市・塩沢町の両議会で法定合併協議会設置議案を可決
平成16年12月24日 南魚沼市・塩沢町合併協議会設置

解散・再出発理由 塩沢町で実施した合併の可否を問う住民投票の結果を受け、合併協議を一旦は離脱したが、合併特例法期限内での合併を目指す動きが再び高まり、合併協議を再開した。

○法定協議会等ホームページ 
南魚沼市 http://www.my-gappei.jp/





再出発事例 3団体で構成した協議会が協議が整わず解散したが、そのうち2団体がそれぞれ別の団体と合併協議会を新たに設置した例

都道府県名 新潟県

法定協議会の名称及び構成市町村 分水・弥彦・寺泊合併協議会 分水町、弥彦村、寺泊町 解散
燕・吉田・分水合併協議会 燕市、吉田町、分水町 協議中
長岡市・寺泊町合併協議会 長岡市、寺泊町 協議中

法定協議会の経緯  
年月日 内容
平成15年09月01日 分水・弥彦・寺泊合併協議会(法定)設置
平成16年01月26日 分水・弥彦・寺泊の3町村で市町村建設計画の策定方法等をめぐり協議が難航。これを受け、弥彦村議会特別委員会で3町村の協議を継続しない旨を決議
平成16年02月10日 3町村臨時議会で法定合併協議会を廃止する議案を可決
平成16年02月20日 分水・弥彦・寺泊合併協議会解散
平成16年03月08日 燕・吉田・分水合併推進協議会(任意)を設置
平成16年11月01日 燕・吉田・分水合併協議会(法定)を設置
平成16年12月10日 寺泊町議会で長岡市との法定協議会設置議案を可決、同日に寺泊町長は長岡市長に合併協議を申入れ
平成16年12月28日 長岡市・寺泊町合併協議会(法定)を設置

解散・再出発理由 分水・弥彦・寺泊3町村での合併協議が難航し、合併協議会解散に至ったが、分水町及び寺泊町は別の枠組みで合併協議を開始することとし、各々で新たに合併協議会を設置したもの。

○法定協議会等ホームページ
燕・吉田・分水合併協議会 http://www.tyb-gappei.jp/
長岡市 http://www.nagaoka-gappei.jp/





再出発事例 3団体による合併協議が不調となり、協議会を解散した後、新たにそのうちの2団体で協議会を設置し合併した例

都道府県名 岐阜県

法定協議会の名称及び構成市町村 穂積町・巣南町・北方町合併協議会 穂積町、巣南町、北方町 解散
穂積町・巣南町合併協議会 穂積町、巣南町 合併により解散

法定協議会の経緯  
年月日 内容
平成14年04月25日 穂積町、巣南町、北方町議会にて協議会設置議案可決
平成14年04月26日 3町長で協議会設置の協議が成立
平成14年05月01日 穂積町・巣南町・北方町合併協議会(法定)設置 第1回協議会開催
平成14年09月17日 「穂積町・巣南町・北方町合併協議会」穂積町、巣南町議会にて協議会解散議案を可決
平成14年09月20日 「穂積町・巣南町・北方町合併協議会」北方町議会にて協議会解散議案を可決
平成14年09月20日 「穂積町・巣南町・北方町合併協議会」協議会解散
平成14年09月25日 穂積町、巣南町が穂積町・巣南町合併協議会を設置
平成14年12月10日 「穂積町・巣南町合併協議会」合併協定調印式
平成14年12月19日 「穂積町・巣南町合併協議会」両町議会で合併議決
平成14年12月25日 「穂積町・巣南町合併協議会」知事へ廃置分合申請
平成15年02月14日 「穂積町・巣南町合併協議会」総務大臣、市制施行協議回答
平成15年03月19日 「穂積町・巣南町合併協議会」県議会で廃置分合の議決 知事が廃置分合決定
平成15年04月04日 「穂積町・巣南町合併協議会」総務大臣告示
平成15年04月30日 「穂積町・巣南町合併協議会」協議会を廃止
平成15年05月01日 「穂積町・巣南町合併協議会」瑞穂市発足

解散・再出発理由 当初、2町により協議を行っており、後に北方町が参加したが、公共料金などの協定項目が合意できず、北方町が離脱したことに伴い解散したもの。穂積町、巣南町は当初からの協議を引継ぎ2町により協議会を設置し、合併に至った。

○法定協議会等ホームページ
瑞穂市(穂積町・巣南町合併協議会) http://www.mizuho-city.jp/





再出発事例 住民請求により2団体による合併協議会が設置されたが、より広域な合併を目指し解散したのち、10団体による協議会を設置した例

都道府県名 岐阜県

法定協議会の名称及び構成市町村 大垣市・ 池田町合併協議会 大垣市、池田町 解散
西濃圏域合併協議会 大垣市、養老町、上石津町、垂井町、関ケ原町、神戸町、輪之内町、安八町、墨俣町、池田町 協議中

法定協議会の経緯  
年月日 内容
平成14年10月11日 池田町に対し、市町村の合併の特例に関する法律(以下「合併特例法」という。)第4条の規定に基づく大垣市との合併協議会設置請求書と6,820人分の署名簿を住民グループが提出。
平成14年10月21日 池田町に合併特例法第4条の規定に基づく大垣市との合併協議会設置請求書(本請求)が住民グループより提出される。
また同日付けで池田町から大垣市に対し、合併特例法第4条第2項の規定に基づき、合併協議会設置協議について議会に付議するか否かの意見を求める。
平成14年10月22日 大垣市から池田町に対し、合併特例法第4条第3項の規定に基づき、「議会に付議する」旨を回答。
平成14年11月14日 大垣市議会にて、協議会設置議案を可決。
平成14年11月30日 池田町議会にて、協議会設置議案を可決。
平成14年12月17日 2市町長で協議会設置に関する協議書締結。
平成14年12月18日 協議会設置
平成15年01月27日 大垣市等10市町で協議会を設置するため本協議会を解散することを決定
平成15年03月26日 大垣市議会にて協議会解散議案を可決。
平成15年03月28日 池田町にて協議会解散議案を可決。
平成15年03月31日 協議会解散。
平成15年02月13日 西濃圏域合併協議会を設置(大垣市、養老町、上石津町、垂井町、神戸町、輪之内町、安八町、墨俣町、池田町)

解散・再出発理由 より広域な枠組みで合併協議を行うため解散したもので、10市町による協議会を設置し、中核市を目指し協議を行うこととした。

○法定協議会等ホームページ
西濃圏域合併協議会 http://www.seino-gappei.jp/





再出発事例 8団体で協議会を設置したが、1団体が他の枠組みによる協議継続のため離脱表明、これを理由に解散。新たに7団体で協議会を設置したが、さらに1団体が離脱し、残る6町村で合併に至った例

都道府県名 岐阜県

法定協議会の名称及び構成市町村 揖斐郡町村合併協議会 揖斐川町、谷汲村、大野町、池田町、春日村、久瀬村、藤橋村、坂内村 解散
揖斐ふれあい町村合併協議会 揖斐川町、谷汲村、春日村、久瀬村、藤橋村、坂内村 告示済み
大野町 離脱

法定協議会の経緯  
年月日 内容
平成14年11月08日 揖斐川町、谷汲村、大野町、春日村、久瀬村、藤橋村、坂内村議会にて協議会設置議案可決
平成14年11月30日 池田町議会にて協議会設置議案可決
平成14年12月06日 8町村長で協議会設置の協議書締結
平成14年12月07日 「揖斐郡町村合併協議会」(法定)設置(揖斐川町、谷汲村、大野町、池田町、春日村、久瀬村、藤橋村、坂内村) 
平成15年06月30日 「揖斐郡町村合併協議会」8町村議会にて協議会解散議案を可決
平成15年07月01日 「揖斐郡町村合併協議会」協議会解散
平成15年07月01日 「揖斐ふれあい町村合併協議会」(法定)設置(揖斐川町、谷汲村、大野町、春日村、久瀬村、藤橋村、坂内村)
平成16年02月20日 大野町議会にて「揖斐ふれあい町村合併協議会」からの脱退議案を可決
平成16年02月27日 揖斐川町、谷汲村、春日村、久瀬村、藤橋村、坂内村議会にて「揖斐ふれあい町村合併協議会」からの大野町脱退に伴う規約変更議案を可決
平成16年03月01日 大野町が「揖斐ふれあい町村合併協議会」から脱退
平成16年06月15日 「揖斐ふれあい町村合併協議会」合併協定調印式
平成16年06月18日 「揖斐ふれあい町村合併協議会」6町村議会で合併議決
平成16年07月12日 「揖斐ふれあい町村合併協議会」知事へ廃置分合申請
平成16年10月07日 県議会で廃置分合議案を可決・知事廃置分合決定
平成16年11月05日 官報告示
平成17年01月31日 合併

解散・再出発理由 当初、8町村により協議を行っていたが、池田町の合併協議会からの離脱(他の合併協議会での協議継続のため)により解散。7町村で新たな合併協議会を設置した。後に、新市の事務所の位置や議員定数の協定項目に合意できず、大野町が離脱したもの。

○法定協議会等ホームページ
揖斐ふれあい町村合併協議会 http://www.ibi-gappei.jp/





再出発事例 3団体による合併協議が不調となり、協議会を解散した後、新たに2団体で協議会を設置した例

都道府県名 岐阜県

法定協議会の名称及び構成市町村 可児市郡合併協議会 可児市、御嵩町、兼山町 解散
可児市・兼山町合併協議会 可児市、兼山町 合併申請済み

法定協議会の経緯  
年月日 内容
平成15年03月14日 兼山町議会で合併協議会設置議案を可決
平成15年03月17日 御嵩町議会で合併協議会設置議案を可決
平成15年03月20日 可児市議会で合併協議会設置議案を可決
平成15年04月01日 可児市郡合併協議会を設置
平成16年03月31日 可児市郡合併協議会を解散
平成16年04月09日 兼山町議会広域対策特別委員会は、可児市と単独で合併交渉を進めていく方針を決めた
平成16年05月06日 兼山町長は、可児市長に、合併協議会設置を求め、申入書を手渡した
平成16年05月26日 可児市長は、兼山町長に、合併協議に同意する旨の回答書を手渡した
平成16年06月11日 兼山町議会で合併協議会設置議案を可決
平成16年06月16日 可児市議会で合併協議会設置議案を可決
平成16年06月21日 可児市・兼山町合併協議会を設置
平成16年11月12日 合併協定調印式
平成16年12月10日 両市町議会で合併協議会設置議案を可決
平成16年12月20日 県知事へ廃置分合申請

解散・再出発理由 3市町で合併協議を進めていたが、御嵩町の町有林の取扱いなどで合意できず、合併協議会を解散。可児市と兼山町は2市町により合併協議会を設置したもの。

○法定協議会等ホームページ
可児市郡合併協議会 http://www.city.kani.gifu.jp/gappei/
可児市・兼山町合併協議会 http://www.city.kani.gifu.jp/gappei2/





再出発事例 4団体による合併協議が行われていたが住民意向調査の結果、反対が多数を占め協議会を解散した後、新たに2団体で協議会を設置した例

都道府県名 岐阜県

法定協議会の名称及び構成市町村 東濃西部合併協議会 多治見市、瑞浪市、土岐市、笠原町 解散
多治見市・笠原町合併協議会 多治見市、笠原町 合併申請済み

法定協議会の経緯  
年月日 内容
平成14年06月21日 瑞浪市議会で合併協議会設置議案可決
平成14年06月25日 笠原町議会で合併協議会設置議案可決
平成14年06月26日 多治見市議会、土岐市議会で合併協議会設置議案可決
平成14年07月01日 東濃西部合併協議会を設置
平成16年01月25日 合併に関する住民意向調査を実施(笠原町を除く、3市で反対多数)
平成16年01月27日 第23回合併協議会で、3市1町の合併を「否」とすることが確認される
平成16年03月31日 東濃西部合併協議会を解散
平成16年05月10日 笠原町長が多治見市長に合併協議の申し入れ
平成16年06月22日 笠原町議会で合併協議会設置議案可決
平成16年06月26日 多治見市議会で合併協議会設置議案可決
平成16年07月01日 多治見市・笠原町合併協議会を設置
平成16年12月27日 合併協定調印式
平成17年01月31日 県知事へ廃置分合申請

解散・再出発理由 4市町で合併協議を進めていたが、合併に関する住民意向調査を実施したところ、3市で反対多数となったため合併協議会を解散。多治見市と笠原町は2市町により合併協議会を設置したもの。

○法定協議会等ホームページ
東濃西部合併協議会 http://www.city.tajimi.gifu.jp/tono-seibu/
多治見市・笠原町合併協議会 http://www.tajimi-kasahara.jp/index.shtml





再出発事例 3団体で構成した協議会で協議が整わず解散し、そのうち2団体が合併協議会を設置し、合併する例

都道府県名 静岡県

法定協議会の名称及び構成市町村 西豆三町村合併協議会 松崎町、西伊豆町、賀茂村 解散
西伊豆町・賀茂村合併協議会 西伊豆町、賀茂村 合併申請済み

法定協議会の経緯  
年月日 内容
平成15年4月10日 西豆三町村合併推進委員会設置(松崎町、西伊豆町、賀茂村)
平成15年6月30日 法定合併協議会「西豆三町村合併協議会」を設置
平成16年7月22日 松崎町議会が「町村合併の住民投票を求める請願」を採択
平成16年7月28日 松崎町長が住民投票の実施を松崎町議会に回答
平成16年8月7日 第19回合併協議会で西伊豆三町村合併協議会の解散を確認
平成16年8月10日 松崎町議会で住民投票条例の制定議案の撤回可決
平成16年8月17日 西伊豆町議会及び賀茂村議会が、西伊豆町と賀茂村の枠組みによる法定協議会設置の方針を確認
平成16年9月9日 松崎町議会、西伊豆町議会及び賀茂村議会が法定協議会廃止議案を可決
平成16年9月30日 法定合併協議会「西豆三町村合併協議会」を廃止
平成16年9月13日 法定合併協議会「西伊豆町・賀茂村合併協議会」を設置
平成16年11月4日 合併協定調印式
平成16年11月8日 西伊豆町議会及び賀茂村議会が合併関連議案を可決
平成16年11月9日 県知事へ廃置分合申請

解散・再出発理由 松崎町長が住民投票実施を決定したことにより、他の2団体が特例法期限内の合併を目指すために協議会の解散を提案。

○法定協議会等ホームページ
西伊豆町・賀茂村合併協議会 http://www.vill.kamo.shizuoka.jp/gappei/nk.htm





再出発事例 3団体で構成した合併協議会の協議が終了したが、1団体において住民投票が行われ、合併反対が多数を占めたため、協議会を離脱。残りの2団体で合併する例

都道府県名 静岡県

法定協議会の名称及び構成市町村 袋井市・森町・浅羽町合併協議会 袋井市、森町、浅羽町 森町離脱
袋井市・浅羽町合併協議会 袋井市、浅羽町 合併申請済み

法定協議会の経緯  
年月日 内容
平成14年12月25日 袋井市・森町・浅羽町合併協議準備会を設置(袋井市、森町、浅羽町)
平成15年3月17日 袋井市で森町、浅羽町との一市二町合併を求める住民発議
平成15年3月20日 浅羽町で袋井市、森町との一市二町合併を求める住民発議
平成15年6月26日 袋井市・森町・浅羽町合併協議会を設置
平成16年5月18日 合併協定調印式
平成16年6月23日 合併関連議案を袋井市、浅羽町で可決
平成16年6月23日 合併関連議案を森町で継続審査
平成16年8月3日 合併の可否を問う住民投票条例案を森町で可決
平成16年8月29日 森町で袋井市及び浅羽町との合併の是非を問う住民投票
  結果「賛成44.1%、反対55.9%)」
平成16年9月6日 森町議会で法定合併協議会からの離脱を可決
平成16年9月28日 袋井市、浅羽町議会で森町離脱の議決
平成16年9月30日 袋井市・浅羽町合併協議会を設置
平成17年1月26日 袋井市議会、浅羽町議会で廃置分合議案を可決
平成17年1月27日 県知事へ廃置分合申請

解散・再出発理由 1団体で住民投票の結果、合併反対が多数を占めた。

○法定協議会等ホームページ
袋井市・浅羽町合併協議会 http://www.gappei-fa.jp





再出発事例 3団体で構成した協議会が解散したが、そのうち2団体が協議会を設置し合併に至り、さらに合併後に当初、協議会を構成していた1団体と協議会を設置した例

都道府県名 愛知県

法定協議会の名称及び構成市町村 渥美郡3町合併協議会 田原町、赤羽根町、渥美町 解散
田原町・赤羽根町合併協議会 田原町、赤羽根町 合併により解散
田原市・渥美町合併協議会 田原市(田原町、赤羽根町)、渥美町 合併申請済み

法定協議会の経緯  
年月日 内容
平成13年10月02日 渥美郡3町合併協議会を設置
平成14年05月28日 協議会で、新市の名称について投票を実施したが、いずれも3分の2以上の得票が得られず否決
平成14年07月15日 協議会で、新市の名称(「住民投票」「あつみ市」)の投票を実施したが、いずれも3分の2以上の得票が得られず否決
平成14年10月31日 渥美郡3町合併協議会を廃止
平成15年02月05日 田原市・赤羽根町合併協議会を設置(赤羽根町からの住民発議による)
平成15年08月20日 旧渥美郡田原町と赤羽根町が合併し、「田原市」発足
平成16年05月23日 渥美町は、「渥美町が田原市へ編入合併することについての意思を問う住民投票」を実施し、賛成多数となる(85.1%)
平成16年08月03日 田原市及び渥美町議会で合併協議会設置議案を議決
平成16年08月16日 田原市・渥美町合併協議会を設置
平成16年12月24日 田原市・渥美町合併協議会で合併協定調印式
平成16年12月27日 田原市及び渥美町議会で合併関連議案を議決
平成17年01月05日 県知事へ合併申請

解散・再出発理由 新市の名称が決まらず廃止したもの。その後、住民発議により田原町及び赤羽根町の2町で協議会を設置し、合併に至る。更に、平成16年度に入り、渥美町で住民投票が行われ、田原市へ編入合併することについて賛成が8割を超えたことを受け、渥美町が田原市に合併を申し入れ、新たに協議会が設置されたもの。

○法定協議会等ホームページ
田原市(田原町・赤羽根町合併協議会) http://www.city.tahara.aichi.jp/
田原市・渥美町合併協議会 http://gappei.idct.org/





再出発事例 6団体で構成した協議会が協議が整わず解散し、新たにそのうちの3団体と2団体がそれぞれ協議会を設置した例

都道府県名 愛知県

法定協議会の名称及び構成市町村 西春日井6町合併協議会 西枇杷島町、師勝町、西春町、春日町、清洲町、新川町 解散
西枇杷島町・清洲町・新川町合併協議会 西枇杷島町、清洲町、新川町 合併申請済み
師勝町・西春町合併協議会 師勝町、西春町 合併調印済み

法定協議会の経緯  
年月日 内容
平成15年04月01日 西春日井6町合併協議会を設置
平成15年10月27日 合併協議会が実施した住民意識調査結果を巡って、合意形成及び協議の進め方における各町の考え方の相違が明確となり、協議が不調
平成15年12月31日 西春日井6町合併協議会を廃止
平成16年01月09〜20日 師勝町及び西春町での住民アンケートの結果、いずれも"合併必要"が"合併不要"を上回り、互いにそれぞれの町を合併の相手方として希望する者が多数
 師勝町:"合併必要"(59.9%うち西春町との合併希望61.7%)"合併不要"(28.3%)
 西春町:"合併必要"(39.6%うち師勝町との希望65.7%)"合併不要"(31.2%)
平成16年03月18〜24日 西枇杷島町、清洲町及び新川町議会で合併協議会設置議案を議決
平成16年04月01日 西枇杷島町・清洲町・新川町合併協議会を設置
平成16年04月13日 師勝町及び西春町議会で合併協議会設置議案を議決
平成16年04月15日 師勝町・西春町合併協議会を設置
平成16年04月19日 清洲町住民代表者から清州町長に対して、合併の賛否を問う住民投票条例制定の直接請求
平成16年04月30日 清州町議会に付議されたが、採決の結果、賛成少数(賛成3議員定数16)で否決
平成16年12月15日 西枇杷島町・清洲町・新川町合併協議会で合併協定調印式
平成16年12月24日 西枇杷島町、清洲町及び新川町議会で合併関連議案を議決
平成17年01月19日 西枇杷島町・清洲町・新川町合併協議会が県知事へ合併申請
平成17年02月02日 師勝町・西春町合併協議会で合併協定調印式

解散・再出発理由 6町間で財政事情、行政サービスの違い等から合意形成に至るまでの段取りや協議会の進め方等の考え方の違いが明らかとなり、協議会を廃止したもの。そのうちの西春日井郡西部3町(西枇杷島町、清洲町及び新川町)で新たに協議会が設置された。また、師勝町及び西春町では両町での合併希望が多数となった住民アンケート結果を受け、新たに協議会が設置されたもの。

○法定協議会等ホームページ
西枇杷島町・清洲町・新川町合併協議会 http://www.nks-gappei.org/
師勝町・西春町合併協議会 http://www.sn-gappei.org/





再出発事例 5団体で構成した協議会が住民意識調査の結果を受け廃止となり、新たにそのうちの2団体が協議会を設置した例

都道府県名 愛知県

法定協議会の名称及び構成市町村 豊川市・音羽町・一宮町・小坂井町・御津町合併協議会 豊川市、音羽町、一宮町、小坂井町、御津町 解散
豊川市・一宮町合併協議会 豊川市、一宮町 協議中

法定協議会の経緯  
年月日 内容
平成13年11月01日 豊川市・音羽町・一宮町・小坂井町・御津町合併協議会を設置
平成16年02月16〜29日 住民意識調査の結果、豊川市、音羽町及び小坂井町は賛成多数となったが、一宮町及び御津町で合併反対が賛成を上回る
平成16年03月31日 豊川市・音羽町・一宮町・小坂井町・御津町合併協議会を廃止
平成16年08月04日 豊川市との合併を求める会が一宮町議会に対して、豊川市との合併に向け、「市町村合併推進に関する請願書」を提出
平成16年08月12日 一宮町の合併反対住民グループが一宮町議会に対して、住民意識調査の結果を尊重するよう求める請願書を提出
平成16年09月21日 一宮町議会で合併推進の請願を採択
平成16年10月15日 一宮町長は豊川市長に合併協議会設置を申入れ
平成16年11月22〜24日 豊川市及び一宮町議会が合併協議会設置議案を議決
平成16年11月25日 豊川市・一宮町合併協議会を設置

解散・再出発理由 5市町で合併協議を進めていたが、合併に関する住民意識調査実施の結果、2町で反対多数となったため協議会を廃止したもの。そのうちの一宮町での合併推進請願を受け、豊川市及び一宮町で新たに協議会が設置されたもの。

○法定協議会等ホームページ
豊川市・一宮町合併協議会 http://www16.ocn.ne.jp/~tigappei/





再出発事例 4団体で構成した協議会が協議が整わず解散し、そのうち1団体が他の団体と合併協議会を設置して協議を進め、廃置分合申請を行うに至る。さらに、残る3団体も新たに合併協議会を設置して協議を進めるものの、その協議が中断するに至り、そのうち2団体が別に合併協議会を設置した例

都道府県名 三重県

法定協議会の名称及び構成市町村 南郡熊野4市町合併協議会 熊野市、御浜町、紀宝町、紀和町 解散
紀宝町・鵜殿村合併協議会 紀宝町、鵜殿村 合併申請済み
熊野市・御浜町・紀和町合併協議会 熊野市、御浜町、紀和町 休止中
熊野市・紀和町合併協議会 熊野市、紀和町 協議中

法定協議会の経緯  
年月日 内容
平成15年3月 熊野市・御浜町・紀宝町・紀和町の各議会で、法定協議会設置議案が可決
平成15年04月01日 南郡熊野4市町合併協議会設置(熊野市、御浜町、紀宝町、紀和町)
平成15年08月27日 新市の事務所の位置等で関係市町の議論が平行線となり、4市町による合併協議の打ち切りを決定
平成15年9月 熊野市・御浜町・紀宝町・紀和町の各議会で、4市町の法定協議会廃止議案が可決
平成15年10月31日 南郡熊野4市町合併協議会廃止
平成15年12月01日 紀宝町・鵜殿村合併協議準備会設置(紀宝町、鵜殿村)
平成16年03月10日 紀宝町議会で2町村の法定協議会設置議案を可決
平成16年03月12日 鵜殿村議会で2町村の法定協議会設置議案を可決
平成16年04月01日 紀宝町・鵜殿村合併協議会設置(紀宝町、鵜殿村)
平成16年04月09日 熊野市・御浜町・紀和町任意合併協議会設置(熊野市、御浜町、紀和町)
平成16年05月18日 紀和町議会で3市町の法定協議会設置議案を可決
平成16年05月19日 熊野市議会で3市町の法定協議会設置議案を可決
平成16年05月21日 御浜町議会で3市町の法定協議会設置議案を可決
平成16年06月01日 熊野市・御浜町・紀和町合併協議会設置(熊野市、御浜町、紀和町)
平成16年08月03日 新市の事務所の位置等を巡る議論の過程で、御浜町長が協議会からの離脱を表明
平成16年10月21日 熊野市、紀和町の両議会で2市町の法定協議会設置議案を可決
平成16年10月25日 熊野市・紀和町合併協議会設置(熊野市、紀和町)
平成16年11月25日 紀宝町、鵜殿村が合併協定調印
平成16年12月09日 紀宝町、鵜殿村の両議会で合併関連議案を可決
平成17年01月11日 紀宝町長、鵜殿村長が三重県知事に廃置分合の申請書を提出

解散・再出発理由 新市の事務所の位置等の協定項目が合意できず平行線となり、合併協議を打ち切り、解散したもので、そのうち1町は他の1村と新たな協議会を設置して協議を進め、知事への廃置分合申請を済ませる。残る3市町も新たに協議会を設置したものの、新市の事務所の位置等を巡る議論の過程で1団体の長が協議会からの離脱を表明するに至り、2団体が別に協議会を設置したもの。

○法定協議会等ホームページ
熊野市・御浜町・紀和町合併協議会 http://web.kumadoco.net/kmk-gappei/
熊野市・紀和町合併協議会 http://web.kumadoco.net/kk-gappei/
紀宝町・鵜殿村合併協議会 http://www.za.ztv.ne.jp/gappei-ku/





再出発事例 3団体で構成した協議会が協議が整わず解散し、そのうち2団体が合併協議会を設置し合併に至った例

都道府県名 滋賀県

法定協議会の名称及び構成市町村 守山市・中主町・野洲町合併協議会 守山市、中主町、野洲町 解散
中主町・野洲町合併協議会 中主町、野洲町 合併により解散

法定協議会の経緯  
年月日 内容
平成14年01月21日 守山市・中主町・野洲町合併推進協議会設置
平成14年02月27日 住民アンケート結果公表
結果:回答4,542人(45.4%)、「合併はいずれは必要」44.2%、「今すぐ必要」19%、「必要でない」23.1%
    枠組みについては、「1市2町」40.8%、「将来的には湖南3市2町」47.3%
平成14年03月22日 各市町議会で法定協議会設置議案可決(〜27日)
平成14年04月01日 守山市・中主町・野洲町合併協議会設置
平成14年08月13日 第4回合併協議会で新市の事務所位置に係る協議が紛糾
平成14年08月27日 臨時合併協議会を開催し、正副会長協議で協議会の一時休止を決定
平成14年10月21日 中主町および野洲町の議会で法定協議会廃止議案を可決
平成14年11月01日 中主町・野洲町合併協議会設置
平成14年11月11日 守山市議会で法定協議会廃止議案を可決
平成14年11月30日 守山市・中主町・野洲町合併協議会を廃止
平成15年12月06日 「中主町・野洲町合併協議会」合併協定調印式
平成15年12月22日 「中主町・野洲町合併協議会」合併関連議案を両町で可決
平成16年01月08日 「中主町・野洲町合併協議会」県知事へ合併申請
平成16年01月21日 「中主町・野洲町合併協議会」総務大臣の同意
平成16年03月24日 「中主町・野洲町合併協議会」県議会で廃置分合議案を可決
平成16年03月31日 「中主町・野洲町合併協議会」知事の廃置分合処分、総務大臣への届出
平成16年04月19日 「中主町・野洲町合併協議会」総務大臣が官報告示

解散・再出発理由 中主町と野洲町は協議会設置以前に2町により研究会を設置しており、庁舎の位置など7項目について確認していたもので、その後、守山市が参加し協議会を設置したが、新市の事務所の位置問題を発端に、市町間の合併に対する考え方の相違が明確化し、解散したもの。中主町、野洲町の2町においては意見に相違がないことから、新たに2町で法定協議会を設置した。

○法定協議会等ホームページ
野洲市(中主町・野洲町合併協議会) http://www.city.yasu.shiga.jp/





再出発事例 4団体で構成した協議会が1団体の住民投票の結果を受け解散したが、そのうちの2団体での協議会設置後、最終的には、再度同じ4団体で法定協議会を設置した事例

都道府県名 兵庫県

法定協議会の名称及び構成市町村 佐用郡合併協議会 佐用町、上月町、南光町、三日月町 解散
佐用町・上月町・南光町・三日月町合併協議会 佐用町、上月町、南光町、三日月町 協議中

法定協議会の経緯  
年月日 内容
平成15年01月29日 合併特例法4条に基づき、住民発議により南光町に対し、佐用郡4町の枠組での合併協議会設置請求
平成15年3月11〜27日 4町議会において合併協議会設置に係る議案を可決
平成15年4月1日 佐用郡合併協議会準備会設置(佐用町・上月町・南光町・三日月町)
平成15年6月6日 佐用郡合併協議会設置(佐用町・上月町・南光町・三日月町)
平成15年11月09日 南光町で佐用郡4町の合併の是非を問う住民投票
  結果「3町と合併する1,975票(63.3%):合併しない1,102票(35.3%)」
平成15年12月14日 三日月町が佐用町・上月町・南光町との合併の是非を問う住民投票
  結果「3町と合併する1,131票(47.6%):合併しない1,195票(50.3%)」
平成15年12月24日 住民投票の結果を受け、三日月町より佐用郡合併協議会離脱の申し入れ
平成16年01月31日 佐用郡合併協議会(廃止)
平成16年03月28日 南光町で三日月町を除く佐用郡3町での合併の是非を問う住民投票
  結果「合併する1,945票(68.6%):合併しない860票(30.3%)」
平成16年04月01日 佐用町・上月町合併協議会設置
平成16年04月12日 住民投票の結果を受け、南光町長が佐用町・上月町合併協議会に加入の意向を表明
平成16年07月01日 南光町が参画し、佐用町・上月町・南光町合併協議会発足
平成16年10月16日 三日月町が参画し、佐用町・上月町・南光町・三日月町合併協議会発足
平成17年02月15日 合併協定調印式

解散・再出発理由 三日月町における住民投票の結果、「合併しない」が「合併する」を上回ったため、三日月町の申し入れを受け、一旦、4町合併協を解散したが、佐用町・上月町の2町による合併協議会設置後、南光町及び三日月町において、再度、住民投票を行った結果、4町での合併を選択することとなったもの

○法定協議会等ホームページ
http://www.kouiki.sayo.hyogo.jp/gappei/





再出発事例 2団体で法定協議会を設置し、協議がまとまったので両町で住民アンケートを実施した結果、一方の町で合併反対が多数を占めたが、引き続き合併協議を進め、一旦合意した新市建設計画等を修正し、最終的に合併に至った例

都道府県名 奈良県

法定協議会の名称及び構成市町村 新庄町・當麻町合併協議会 新庄町、当麻町 合併により解散

法定協議会の経緯  
年月日 内容
平成14年1月10日 両町で合併協議会設置について協議
平成14年4月1日 「新庄町・當麻町合併協議会」(法定)を設置
平成14年4月15日 第1回協議会を開催
平成14年5月2日 第2回協議会を開催
平成14年7月8日 第3回協議会を開催
平成14年8月5日 第4回協議会を開催
平成14年9月9日 第5回協議会を開催
平成14年10月7日 第6回協議会を開催
平成14年11月14日 第7回協議会を開催
平成14年12月2日 当麻町において、住民団体が住民投票の実施を求める署名及び請願書を提出
平成14年12月9日 第8回協議会を開催
平成15年1月6日
〜平成15年1月31日
新市名称募集
平成15年1月14日 第9回協議会を開催
平成15年1月29日 第10回協議会を開催
平成15年2月12日 合併協議会懇談会を開催。新市建設計画について意見交換
平成15年3月30日 合併協議会懇談会(第2回)を開催。新市建設計画について意見交換
平成15年2月19日 第11回協議会を開催。合併の方式、合併期日を提案
平成15年4月7日 第12回協議会を開催。合併の方式、合併期日を確認
平成15年4月15日 第13回協議会を開催
平成15年5月12日 第14回協議会を開催
平成15年5月13日 合併の是非を問う住民アンケートを6月8日に実施することを決定。
平成15年5月16日 第15回協議会を開催
平成15年5月27日 第16回協議会を開催。名称についても、住民アンケートを行うこととした。
平成15年6月8日 住民アンケートを実施。当麻町は反対多数。
平成15年6月9日 第17回協議会を開催
平成15年6月18日 合併協議会懇談会を開催
平成15年8月6日 第18回協議会を開催。協議会として合併推進を確認。
平成15年10月9日 第19回協議会を開催。合併期日の変更について協議。
平成15年11月10日 新庄町区長会、当麻町総代会が合併推進の要望書を採決し、議会へ提出
平成15年11月25日 第20回協議会を開催
平成15年12月1日 第21回協議会を開催
平成15年12月4日 第22回協議会を開催
平成15年12月8日 第23回協議会を開催。名称を「葛城市」とすることで確認。すべての協議を終了
平成15年12月10日 合併調印
平成15年12月22日 新庄町議会において合併議決
平成15年12月24日 当麻町議会において合併議決
平成16年1月13日 知事に合併を申請
平成16年1月21日 市制施行についての総務大臣の同意
平成16年2月27日 県議会において合併議決
  知事が合併を決定、総務大臣に届出
平成16年3月12日 官報に廃置分合の決定が告示
平成16年10月1日 合併

解散・再出発理由 住民アンケートの結果、1つの町で合併反対の結果が出たが、2町の首長、議長が、今後の自治体のあり方としてやはり合併は必要という共通の認識を確認し合った。合併は必要という共通認識に基づき、住民の理解を得るため、既に合意した合併協議の修正についても議論を続け、総代会、区長会に再度説明して、それらの理解を得ることができ、合併に至ったものである。





再出発事例 6団体で構成した協議会が市民アンケートの結果に基づき解散し、その後、2団体ごとに3協議会を設置した例

都道府県名 和歌山県

法定協議会の名称及び構成市町村 橋本市・かつらぎ町・高野口町・九度山町・高野町・花園村合併協議会 橋本市、かつらぎ町、高野口町、九度山町、高野町、花園村 解散
橋本市・高野口町合併協議会 橋本市、高野口町 協議中
かつらぎ町・花園村合併協議会 かつらぎ町、花園村 協議中
高野町・九度山町合併協議会 九度山町、高野町 協議中

法定協議会の経緯  
年月日 内容
平成14年3月5〜12日 同一請求代表者が同一請求関係市町村長に対し合併協議会設置の請求
平成14年05月17日 かつらぎ町、高野口町、九度山町、高野町及び花園村の議会で合併協議会設置議案可決
平成14年05月17日 橋本市議会で合併協議会設置議案を継続審議
平成14年06月21日 橋本市議会で合併協議会設置議案可決
平成14年10月04日 橋本市・かつらぎ町・高野口町・九度山町・高野町・花園村合併協議会設置
平成15年06月02日 橋本市長が市民意向調査の結果を踏まえ合併協議会からの離脱を表明
 6市町村の合併に賛成24.1%反対59.5%
平成15年06月25日 橋本市の協議会離脱表明を受け、協議会解散を追加提案、解散が決定
平成15年07月31日 橋本市・かつらぎ町・高野口町・九度山町・高野町・花園村合併協議会廃止
平成15年07月01日 かつらぎ町・高野口町・九度山町・高野町・花園村合併準備会設置
平成15年07月24日 高野口町長が橋本市との合併方針を表明、議会了承
平成15年07月28日 高野口町長が5町村の枠組み不参加を申し入れ
平成15年08月01日 橋本市長が高野口町との合併を目指すと表明
平成15年11月01日 かつらぎ町・九度山町・高野町・花園村合併協議会(法定)設置
平成15年11月11日 高野口町が橋本市に申入書「早期に合併の結論を」
平成15年12月19日 橋本市議会で合併協議会設置議案が否決
橋本市長が、年明け早々に辞職し、再度市長選に立候補する意思を表明
平成15年12月22日 高野口町長が、橋本市長と行動を共にする旨表明
平成16年01月21日 橋本市議会会派の構成変更があり、協議会設置議案が可決。高野口町でも可決
平成16年02月02日 橋本市・高野口町合併協議会設置
平成16年04月01日 かつらぎ町が協議会からの離脱を表明
平成16年04月13日 花園村が協議会からの離脱を表明。かつらぎ町との合併を目指す
平成16年06月01日 高野町・九度山町合併協議会設置(規約変更)
平成16年06月01日 かつらぎ町・花園村合併協議会設置
平成16年12月08日 橋本市・高野口町合併協議会で協議項目全て終了
平成16年12月24日 かつらぎ町・花園村合併協議会で協議項目全て終了
平成17年01月11日 高野町で2月13日に九度山町との合併の是非を問う住民投票の実施が決定

解散・再出発理由 橋本市の市民意向調査の結果、反対が6割となったことから、橋本市が離脱を表明し、これを受け協議会が解散したもの。その後、高野口町は橋本市との合併を目指し、1市1町により協議会を設置し、他の4町村も別に協議会を設置したが、かつらぎ町が住民アンケート調査の結果を受け4町村による協議会から離脱、花園村もかつらぎ町との合併を目指し離脱したことにより、3つの協議会が設置されたもの。

○法定協議会等ホームページ
橋本市・高野口町合併協議会 http://www.hashiko-gappei.jp/
かつらぎ町・花園村合併協議会 http://www.k-hgappei.join-us.jp/
高野町・九度山町合併協議会 http://www.kkgp.jp/





再出発事例 7市町により構成されていた法定協議会が、住民投票の結果等により1町が離脱し、解散。1町を除く6市町により、法定協議会を設置し、平成17年3月に合併する例

都道府県名 島根県

法定協議会の名称及び構成市町村 出雲地区合併協議会 出雲市、平田市、斐川町、佐田町、多伎町、湖陵町、大社町 解散
出雲地区合併協議会 出雲市、平田市、佐田町、多伎町、湖陵町、大社町 告示済み

法定協議会の経緯  
年月日 内容
平成13年10月25日 斐川町を含む2市5町による出雲地区市町村合併研究会設置
平成14年10月7日 (任意協議会)出雲地区任意協議会設置(斐川町を含む2市5町)
平成14年10月9日 県は7市町を合併重点支援地域に指定
平成14年12月24日
〜25日
7市町議会において法定協設置議案可決
平成14年12月27日 出雲地区合併協議会設置
平成15年10月3日 第13回協議会開催
全協定項目を確認
平成15年12月7日 平田市、斐川町において7市町の合併の是非を問う住民投票実施
平田市は賛成多数 賛成55.7%、反対44.3%
斐川町は反対多数 賛成47.4%、反対52.6%
平成15年12月15日 平田市長は斐川町を除く6市町で合併を協議することを表明
斐川町長は7市町の合併から離脱を表明
平成15年12月26日 第14回協議会
7市町の法定協議会を解散すること、斐川町を除く6市町で協議を進めることを確認
平成15年12月26日〜29日 7市町議会において合併協議会解散議案可決
平成15年12月31日 7市町による出雲地区合併協議会解散
平成16年1月1日 斐川町を除く6市町による出雲地区合併研究会設置
平成16年3月16日〜18日 6市町議会において合併協議会設置議案可決
平成16年3月18日 出雲地区合併協議会設置
平成16年4月16日 第2回協議会開催
合併方式「新設合併」、合併目途「平成17年3月22日」、本庁位置「現出雲市役所」確認
平成16年8月20日 第10回協議会開催
全協定項目を確認
平成16年9月1日 合併協定調印式
平成16年9月6日〜15日 6市町議会において合併協議会設置議案可決
平成16年9月30日 県へ合併申請書提出
平成16年10月21日 総務省より市制施行協議回答
平成16年12月17日 県議会廃置分合議案可決、知事決定処分
平成17年1月17日 官報告示

解散・再出発理由 構成市町において、当該枠組みでの合併の是非を問う住民投票が行われ、1町が合併の枠組みから離脱することとなったことから、法定協議会を解散。残る6市町で改めて法定協議会を設置し、協議を進めたもの。

○法定協議会等ホームページ http://www.izumo-gappei.jp





再出発事例 4町村により構成されていた法定協議会が、庁舎位置を巡り解散。その後、2町(村)ごとによる2つの法定協議会が設置され、協議している事例

都道府県名 島根県

法定協議会の名称及び構成市町村 鹿足郡町村合併協議会 津和野町、日原町、柿木村、六日市町 休止中
津和野町・日原町合併協議会 津和野町、日原町 協議中
柿木村・六日市町合併協議会 柿木村・六日市町 合併申請済み

法定協議会の経緯  
年月日 内容
平成14年10月21日 (任意協議会)鹿足郡町村合併任意協議会設立
平成15年3月28日 4町村議会において法定協設置議案を可決
平成15年4月1日 (法定協議会)鹿足郡町村合併協議会設置
平成15年4月16日 第1回法定協議会開催。合併方式「新設」、合併期日「平成16年秋」を確認
平成15年9月16日 第6回法定協議会開催
  本庁舎の位置選定の調整ができないことから9月30日をもって解散することを確認
平成15年9月24日 合併協議会廃止議案を柿木村議会否決。他の3町村議会は可決
平成15年9月30日 合併協議会事務局を閉鎖
平成15年10月1日 六日市町から柿木村に対し、合併協議の申し入れ
平成15年12月10日 柿木村から津和野町、日原町、六日市町に対し、4町村合併協議再開の申し入れ
平成16年1月13日 津和野町から日原町に対し、2町合併協議開始の申し入れ
平成16年1月14日 六日市町から柿木村に対し、合併の再申し入れ
平成16年2月6日 日原町は津和野町からの2町合併協議開始の申し入れに同意
平成16年2月12日 柿木村は六日市町との2町村合併協議を進めることを六日市町に伝える
平成16年2月24日 (任意協議会)津和野町・日原町合併任意協議会設置
平成16年3月1日 柿木村・六日市町合併事前協議会設置
平成16年3月26日 津和野町・日原町の議会において、法定協議会設置議案可決
平成16年3月30日 柿木村・六日市町の議会において法定協議会設置議案可決
平成16年3月31日 (法定協議会)柿木村・六日市町合併協議会設置
平成16年4月1日 (法定協議会)津和野町・日原町合併協議会設置
平成16年12月22日 第11回柿木村・六日市町合併協議会開催、全協定項目を確認
平成17年1月19日〜25日 柿木村議会、六日市町議会廃置分合議案可決
平成17年1月27日 柿木村・六日市町合併協定調印式
平成17年2月3日 柿木村、六日市町から県へ合併申請提出

解散・再出発理由 4町村の協議会において、庁舎位置について協議が調わず、法定協議会を休止。その後、2町(村)づつ、2つの法定協議会を設置し、協議を進めたもの。

○法定協議会等ホームページ 
津和野町・日原町合併協議会 http://www.town.nichihara.shimane.jp/~gappei/
柿木村・六日市町合併協議会 http://www.k-mgappei.jp/





再出発事例 2団体で合併協議会を設置していたが、住民アンケートの結果を受け協議休止。再会後、より広域な合併の枠組みを目指し、9団体で協議会を設置した例

都道府県名 岡山県

法定協議会の名称及び構成市町村 川上村・八束村合併協議会 川上村、八束村 解散
真庭地域合併協議会 北房町、勝山町、落合町、湯原町、久世町、美甘村、川上村、八束村、中和村 告示済み

法定協議会の経緯  
年月日 内容
平成8年04月30日 川上村、八束村の両村において、両村の請求代表者が当該村長に対し、それぞれの村を合併対象市町村とする合併特例法4条に基づく法定協議会設置を請求
平成8年06月27日 2村による法定協議会設置議案を可決(川上村、八束村)(〜7月1日)
平成8年09月05日 川上村・八束村合併協議会設置
平成10年04月22日 2村でアンケート実施
結果「合併賛成34%、合併反対44%」
平成11年08月19日 川上村議会全員協議会で、法定協議会の解散を決議
平成14年03月18日 川上村議会全員協議会で、村長が川上村、八束村の合併推進を表明
平成15年07月22日 7町村による法定協議会設置議案を可決(〜25日)
(勝山町、湯原町、久世町、美甘村、川上村、八束村、中和村)
平成15年07月30日 県が7町村の地域を合併重点支援地域に指定
平成15年08月01日 真庭地域合併協議会を設置
(勝山町、湯原町、久世町、美甘村、川上村、八束村、中和村)
平成15年11月04日 関係町村が北房町、落合町加入に係る議案を可決(〜11日)
(北房町、勝山町、落合町、湯原町、久世町、美甘村、川上村、八束村、中和村)
平成15年11月12日 北房町、落合町が法定協議会に加入
平成15年12月12日 川上村、八束村で法定協議会廃止議案を可決(〜16日)
平成15年12月26日 川上村・八束村合併協議会廃止
平成16年08月28日 合併協定調印
平成16年09月08日 9町村議会で合併関連議案を可決(〜21日)
平成16年09月29日 県知事へ廃置分合申請
平成16年12月22日 県議会で廃置分合議案を可決
平成16年12月24日 県知事が廃置分合決定
平成17年01月20日 総務大臣が廃置分合告示

解散・再出発理由 2村により合併協議会を設置し協議を重ねていたが、住民アンケートの結果反対が多数を占めたことにより協議中止。再開後、より広域な合併の枠組みを目指し、9町村での協議会設置となったもの。

○法定協議会等ホームページ
真庭地域合併協議会 http://www.maniwacity.com/





再出発事例 4団体で構成した協議会が解散したが、1団体を加え、5団体で協議会を設置した例

都道府県名 徳島県

法定協議会の名称及び構成市町村 那賀川上流域合併協議会 相生町・上那賀町・木沢村・木頭村 解散
丹生谷合併協議会 鷲敷町、相生町、上那賀町、木沢村、木頭村 協議中

法定協議会の経緯  
年月日 内容
平成12年05月10日 上勝町、上那賀町、木沢村で「上勝町・上那賀町・木沢村広域行政体制整備検討協議会」を設立し、調査研究事業を始める。
平成12年12月25日 相生町、木頭村が加入し5町村で「那賀川・勝浦川上流域広域行政体制整備検討協議会」を設立
平成13年07月02日 那賀川・勝浦川上流域広域行政体制整備検討協議会トップ会談
上勝町は圏域や生活圏の違いから離脱
相生町・上那賀町・木沢村・木頭村の4町村で合併重点支援地域に指定されるよう、活動を行う。
平成13年08月09日 上勝町の脱会を受け、残る4町村で「那賀川上流域広域行政体制整備検討協議会」を設立。平成14年度の法定協議会の設立を目標に活動を開始
平成14年03月15日 木沢村議会、上那賀町議会で法定協議会設置議案可決
平成14年03月19日 相生町議会で法定協議会設置議案可決
平成14年03月27日 木頭村議会で法定協議会設置議案可決
平成14年04月01日 「那賀川上流域合併協議会」発足、事務所開所式開催
平成14年12月03日 法定協第5回会合 相生町が協議会脱退の意向を表明。この日開かれた新町事務所位置検討委員会で、上那賀、木頭両町村が主張する上那賀町小浜への本庁舎の立地案に同調できないとの結論に達したため。
平成15年02月20日 法定協第6回会合 膠着状態の原因となっている本庁舎位置問題について協議。庁舎問題を一時棚上げして新町建設計画の策定を進める案が出されたが、相生町が議会全員協議会で再度検討する考えを示し、結論を持ち越した。
平成15年03月26日 法定協第7回会合 本庁舎位置問題が解決できず平成15年3月31日をもって協議会を解散することが全会一致で決定
平成15年03月31日 合併協議会廃止
平成15年09月29日 鷲敷、相生両町が任意の合併検討協議会「鷲敷町・相生町合併検討協会」を設置、初会合を開いた
平成15年10月17日 木沢村が任意の「鷲敷町・相生町合併検討協議会」への参加の申し入れ書を提出した。
平成15年11月19日 上那賀、木頭両町村は鷲敷、相生両町に対し任意の「鷲敷町・相生町合併検討協議会」への参加の申し入れ書を提出した。
平成15年12月12日 鷲敷町、相生町の合併検討協議会が開催され丹生谷5町村に拡大した合併検討協議会を12月21日に発足させる方針を決定した。
平成15年12月21日 5町村初めての会合が開催され丹生谷5町村による検討協議会が発足した。
平成15年12月26日 鷲敷町、相生町、上那賀町、木沢村及び木頭村の5町村による任意の合併検討協議会が開かれ、法定協議会を平成16年1月16日に設置することで合意した。
平成16年01月13日 5町村一斉に臨時議会が開かれ、法定協議会設置議案が提出され可決された。
平成16年01月16日 丹生谷合併協議会設置、丹生谷合併協議会事務所が開所された。

解散・再出発理由  4団体で構成されていた那賀川上流域合併協議会は庁舎の位置について、合意できず解散。町長の交代や住民アンケートの結果を受け合併を推進することとした鷲敷町と、新たな枠組みを模索していた相生町により任意協議会が設置されたことを受け、他の3団体が合併協議を再度、申し入れたもの。





再出発事例 5団体で構成した協議会が協議が整わず解散し、そのうち2団体が他の団体と合併協議会を設置、さらに残る3団体のうち2団体で合併協議会を設置した例

都道府県名 徳島県

法定協議会の名称及び構成市町村 勝浦川・那賀川流域間1市4町合併協議会 小松島市、勝浦町、上勝町、那賀川町、羽ノ浦町 解散
阿南市・那賀川町・羽ノ浦町合併協議会 阿南市、那賀川町、羽ノ浦町 協議中
小松島市・勝浦町合併協議会 小松島市、勝浦町 協議中

法定協議会の経緯  
年月日 内容
平成14年6〜7月 小松島市、勝浦町、上勝町、那賀川町、羽ノ浦町の各議会で、法定協議会設置議案を可決
平成14年07月05日 勝浦川・那賀川流域間1市4町合併協議会設置(小松島市、勝浦町、上勝町、那賀川町、羽ノ浦町)
平成14年12月24日 羽ノ浦町議会で法定協議会からの脱退決議を可決
平成15年02月27日 羽ノ浦町が法定協議会からの脱退を表明
平成15年03月12日 第7回合併協議会において3月末で解散することを全会一致で承認
平成15年03月19日 羽ノ浦町議会で、法定協議会廃止議案を可決
平成15年03月20日 小松島市・勝浦町・上勝町・那賀川町の各議会で、法定協議会廃止議案を可決
平成15年03月31日 勝浦川・那賀川流域間1市4町合併協議会廃止
平成16年02月09日 一市二町合併研究会設置(阿南市、那賀川町、羽ノ浦町)
平成16年09月21日 阿南市・那賀川町の各議会で、法定協議会設置議案を可決
平成16年09月24日 羽ノ浦町議会で、法定協議会設置議案を可決
平成16年09月27日 阿南市・那賀川町・羽ノ浦町合併協議会設置(阿南市、那賀川町、羽ノ浦町)
平成16年12月24日 小松島市議会で、法定協議会設置議案を可決
平成16年12月27日 勝浦町議会で、法定協議会設置議案を可決
平成16年12月28日 小松島市・勝浦町合併協議会設置(小松島市、勝浦町)

解散・再出発理由  一部事務組合(ゴミ処理、消防など)の枠組みの相違(那賀川・羽ノ浦両町と阿南市)が主な原因で、1市4町の合併の枠組みの維持が困難となり、解散したもので、そのうち2町は他の1市と新たな協議会を設置。残る3市町のうちの2市町も新たに協議会を設置したもの。

○法定協議会等ホームページ
阿南市・那賀川町・羽ノ浦町合併協議会 http://www.anh.jp/





再出発事例 6団体で構成した協議会が解散し、3団体にて合併協議会を設置。また、残る3団体も合併協議会を設置し、その後他の2団体が加入した事例

都道府県名 香川県

法定協議会の名称及び構成市町村 観音寺市・山本町・大野原町・豊中町・豊浜町・財田町合併協議会 観音寺市、山本町、大野原町、豊中町、豊浜町、財田町 解散
観音寺市・大野原町・豊浜町合併協議会 観音寺市、大野原町、豊浜町 協議中
三豊中央合併協議会 山本町、豊中町、財田町、高瀬町、仁尾町 協議中

法定協議会の経緯  
年月日 内容
平成14年9月 1市5町による法定協議会設置議案を可決
平成14年10月01日 1市5町による法定協議会設置
平成15年08月28日 新市の名称の募集結果を報告。選考方法などで意見が対立。
平成15年10月23日 山本町、豊中町及び財田町が合併協議からの離脱を表明
平成16年3月 法定協議会の解散議案を1市5町で可決
平成16年03月08日 1市2町(観音寺市・大野原町・豊浜町)による法定合併協議会設置議案を可決
平成16年03月19日 合併協議会解散
平成16年04月01日 観音寺市・大野原町・豊浜町合併協議会設置
平成16年05月15日 三豊中央合併協議会(山本町・豊中町・財田町)を設置
平成16年06月21日 高瀬町、仁尾町の三豊中央合併協議会への加入に関する議案を可決(〜23日)
平成16年06月24日 三豊中央合併協議会が5町(山本町・豊中町・財田町・高瀬町・仁尾町)に組織変更

解散・再出発理由  新市の名称の選定方法などで意見が分かれ対立したことから、解散となったもの。そのうち、1市2町(観音寺市、大野原町、豊浜町)が協議会を設置し、残りの3町(山本町、豊中町、財田町)は、他の協議会への加入を申し入れたが、この協議会で受け入れについて意見が一致せず、まとまらなかったため、3町で協議会を設置。その後加入を申し入れた他の協議会が分裂し、そのうち2町(高瀬町、仁尾町)が加入し、5町で合併協議を進めることになった。

○法定協議会等ホームページ
観音寺市・大野原町・豊浜町合併協議会 http://www.kot-gappei.jp/
三豊中央合併協議会 http://www.mitoyochuo-gappei.jp/





再出発事例 5団体で構成した法定協議会が廃止となり、このうちの2団体で新たに法定協議会を設置し、残る3団体も法定協議会を設置した例

都道府県名 福岡県

法定協議会の名称及び構成市町村 直鞍合併協議会 直方市、小竹町、鞍手町、宮田町、若宮町 廃止
直鞍1市2町合併協議会 直方市、小竹町、鞍手町 廃止
宮田町・若宮町合併協議会 宮田町、若宮町 合併申請済み

法定協議会の経緯  
年月日 内容
平成13年12月25日 若宮町住民が宮田町・若宮町に係る合併協議会設置請求(合併特例法第4条)を行う。
平成14年03月26日 宮田町長が若宮町長に対して宮田町・若宮町に係る合併協議会設置議案を議会に付議しない旨を回答し、手続終了。
平成14年03月26日 宮田町住民が宮田町・若宮町に係る合併協議会設置請求(合併特例法第4条)を行う。
平成14年08月08日 宮田町・若宮町に係る合併協議会設置議案について、若宮町議会は可決するも宮田町議会は否決。
平成14年12月24日 宮田町住民が宮田町・若宮町に係る合併協議会設置協議に係る住民投票請求を行う。
平成15年01月30日 宮田町と若宮町では、住民の直接請求による手続が継続して行われ、合併協議に臨めない状況にあったため、先行的に1市2町(直方市、小竹町、鞍手町)による任意協議会を設置。
平成15年02月02日 宮田町では、1)合併の枠組みを問う条例に基づく住民投票と、2)宮田町・若宮町の合併協議会設置協議に係る合併特例法に基づく住民投票を実施。 投票の結果、1)は「1市4町による合併」が多数を占めた。また、2)は、過半数に至らなかったため手続終了。
平成15年04月25日 直鞍合併協議会(直方市、小竹町、鞍手町、宮田町、若宮町)を設置。
平成16年02月26日 若宮町長が町議会全員協議会で、住民説明会での町民の声や新市の事務所の位置についての要望が受け入れられなかったことにより、直鞍合併協議会から離脱し単独となることを表明。
平成16年03月12日 若宮町長が単独の意向から一転、3月定例会で宮田町への合併協議申入れを表明。
平成16年03月27日 宮田町長が町議会全員協議会で、若宮町との2町による合併推進を表明。
平成16年04月12日 若宮町と宮田町の各臨時議会で、宮田町・若宮町合併協議会設置議案を可決。
平成16年04月15日 宮田町・若宮町合併協議会(宮田町、若宮町)を設置。
平成16年06月24日 直鞍1市2町合併協議会(直方市、小竹町、鞍手町)を設置。
平成16年06月30日 関係市町(直方市、小竹町、鞍手町、宮田町、若宮町)の議会の議決を経て、直鞍合併協議会を廃止。
平成16年11月24日 宮田町・若宮町合併協議会合併協定調印式。
平成16年12月22日 宮田町、若宮町の各議会において廃置分合関連議案議決。
平成17年1月6日 宮田町、若宮町が県知事へ廃置分合申請。

解散・再出発理由  若宮町長が、住民説明会での町民の反応や、新市の事務所の位置についての要望が受け入れられなかったことを理由に、直鞍合併協議会離脱を表明した。
 その後、宮田町と若宮町が宮田町・若宮町合併協議会を設置したことから、直鞍合併協議会は廃止に至り、残った1市2町(直方市、小竹町、鞍手町)も新たに直鞍1市2町合併協議会を設置した(のち廃止。)。

○法定協議会等ホームページ
直鞍1市2町合併協議会 http://www.chokuan.com
宮田町・若宮町合併協議会 http://www.miyata-wakamiyagp.jp/





再出発事例 5団体で構成した法定協議会が廃止となり、このうちの2団体で新たに法定協議会を設置し、さらに残る3団体も合併協議会を設置した例

都道府県名 福岡県

法定協議会の名称及び構成市町村 甘木・朝倉市町村合併協議会 甘木市、小石原村、宝珠山村、杷木町、朝倉町 廃止
小石原村・宝珠山村合併協議会 小石原村、宝珠山村 告示済
甘木市・朝倉町・杷木町合併協議会 甘木市、朝倉町、杷木町 協議中

法定協議会の経緯  
年月日 内容
平成13年04月25日 甘木・朝倉市町村合併問題研究会(甘木市、朝倉町、杷木町、三輪町、夜須町、小石原村、宝珠山村)を設置。
平成14年08月01日 甘木・朝倉市町村合併任意協議会(甘木市、朝倉町、杷木町、三輪町、夜須町、小石原村、宝珠山村)を設置。
平成15年02月 朝倉郡夜須町が住民アンケートの結果を受け、法定協議会への不参加を表明。
平成15年03月 朝倉郡三輪町が法定協議会への参加を保留。
平成15年04月04日 甘木・朝倉市町村合併協議会(甘木市、朝倉町、杷木町、小石原村、宝珠山村)を設置。
平成15年12月 25日 甘木・朝倉市町村合併協議会において、甘木市議会の決議「甘木・朝倉市町村合併協議会の推進に一時考慮期間を求める決議」の説明がなされる。
平成16年04月16日 庁舎配置方式、固定資産税の税率をめぐり、甘木市と2町2村(朝倉町、杷木町、小石原村、宝珠山村)との間で主張が平行線をたどる。首長会議に判断を委ねたが合意に至らず、協議法定協議会を解散することを確認。
平成16年04月30日 関係市町村(甘木市、朝倉町、杷木町、小石原村、宝珠山村)の議決を経て、甘木・朝倉市町村合併協議会を廃止。
平成16年06月15日 小石原村、宝珠山村の各議会で小石原村・宝珠山村合併協議会設置議案を可決。同日付けで小石原村・宝珠山村合併協議会(小石原村、宝珠山村)を設置。
平成16年10月4日 小石原村・宝珠山村合併協議会合併協定調印式。
平成16年10月5日 小石原村、宝珠山村の臨時議会において廃置分合関連議案を可決。
平成16年10月7日 小石原村、宝珠山村が県知事へ廃置分合申請。
平成16年10月12日 甘木市・朝倉町・杷木町の各町議会で合併協議会設置議案を可決。
平成16年10月18日 甘木市・朝倉町・杷木町合併協議会(甘木市、朝倉町、杷木町)を設置。
平成16年12月21日 県議会において小石原村、宝珠山村廃置分合議案を可決。
平成17年1月26日 総務大臣告示(小石原村、宝珠山村)。

解散・再出発理由  庁舎配置方式、固定資産税の税率をめぐり甘木市と2町2村(朝倉町、杷木町、小石原村、宝珠山村)との間で主張が平行線をたどり、首長会議に判断が委ねられたが、合意に至らず、甘木市・朝倉郡合併協議会は廃止。
 その後、小石原村と宝珠山村は、2村で現行合併特例法の期限内の合併を目指すとして新たに小石原村・宝珠山村合併協議会を設置した。その数ヶ月後、甘木市、朝倉町、杷木町も甘木市・朝倉町・杷木町合併協議会を設置した。

○法定協議会等ホームページ
甘木市・朝倉町・杷木町合併協議会 http://www.aah-gappei.jp





再出発事例 6団体で構成した法定協議会が廃止となり、このうちの2団体が他地域の1団体と3団体で新たに法定協議会を設置した例

都道府県名 福岡県

法定協議会の名称及び構成市町村 京築1市5町合併協議会 行橋市、犀川町、勝山町、豊津町、椎田町、築城町 廃止
豊築1市2町合併協議会 豊前市、椎田町、築城町 協議中

法定協議会の経緯  
年月日 内容
平成14年2月20日 京築1市4町合併任意協議会(行橋市、勝山町、豊津町、椎田町、築城町)を設置。
平成14年7月11日 犀川町が京築1市4町合併任意協議会へ参加し、京築1市5町任意合併協議会に名称変更。
平成14年7月26日 豊前市、椎田町、築城町の3団体で合併研究会を設置。
なお、椎田町、築城町は京築1市5町合併任意協議会にも参加しており並行して合併を検討。
平成14年12月〜 京築1市5町の法定協議会設置が具体的に進み始め、豊前市、椎田町、築城町の合併研究会は休止状態となる。
平成15年4月1日 京築1市5町合併協議会(行橋市、犀川町、勝山町、豊津町、椎田町、築城町)を設置。
平成15年10月15日 築城町住民が、豊前市・椎田町・築城町に係る合併協議会設置請求(合併特例法第4条)を行う。
平成15年10月28日 椎田町住民が、豊前市・椎田町・築城町に係る合併協議会設置請求(合併特例法第4条)を行う。
平成15年11月12日 築城町議会で豊前市・椎田町・築城町に係る合併協議会設置請求議案を可決。
平成15年11月14日 椎田町議会で豊前市・椎田町・築城町に係る合併協議会設置請求議案を否決。
平成15年11月17日 築城町長が、住民発議により行われた合併協議会設置議案の審議で議会の意向が確認されたことなどを理由に離脱を表明し、京築1市5町合併協議会は協議終了を合意。
平成15年11月25日 豊前市議会で豊前市・椎田町・築城町に係る合併協議会設置請求議案を可決。
平成15年11月26日 京築1市5町(行橋市、犀川町、勝山町、豊津町、椎田町、築城町)の首長会議で、平成15年12月議会で合併協議会廃止議案を上程することを確認。
平成15年12月26日 関係市町(行橋市、犀川町、勝山町、豊津町、椎田町、築城町)の議会の議決を経て、京築1市5町合併協議会を廃止。
平成16年4月30日 約1年4か月間休止状態であった豊前市・椎田町・築城町合併研究会を再開。
平成16年9月22日 椎田町、築城町の各議会において、合併協議会設置議案を可決。
平成16年10月5日 豊前市の臨時議会において、合併協議会設置議案を可決。同日、豊築1市2町合併協議会(豊前市、椎田町、築城町)を設置。

解散・再出発理由  京築1市5町合併協議会(行橋市、犀川町、勝山町、豊津町、椎田町、築城町)に参加していた築城町で、同町住民による別の枠組み(豊前市、築城町、椎田町)の合併協議会設置請求が行われた。同議案審議で議会の意向が確認された等の理由で、築城町が離脱を表明し、京築1市5町合併協議会は廃止。
 その後、現行合併特例法の期限内での合併を目指すとして、長期間休止状態となっていた豊前市・椎田町・築城町合併研究会が再開され、豊築1市2町合併協議会が設置されるに至った。

○法定協議会等ホームページ





再出発事例 10団体で構成した法定協議会が廃止となり、このうちの4団体で新たに法定協議会を設置し、さらに残る6団体のうち5団体も法定協議会を設置した例

都道府県名 福岡県

法定協議会の名称及び構成市町村 嘉飯山2市8町合併協議会 飯塚市、山田市、桂川町、稲築町、碓井町、嘉穂町、筑穂町、穂波町、庄内町、頴田町 廃止
嘉穂南部1市3町合併協議会 山田市、稲築町、碓井町、嘉穂町 協議中
飯塚市・穂波町・筑穂町・庄内町・頴田町合併協議会 飯塚市、穂波町、筑穂町、庄内町、頴田町 協議中

法定協議会の経緯  
年月日 内容
平成13年11月 飯塚市、山田市、桂川町、稲築町、碓井町、嘉穂町、筑穂町、穂波町、庄内町、頴田町の10団体で、合併問題調査研究会を設置。
平成14年8月1日 嘉飯山2市8町任意合併協議会(飯塚市、山田市、桂川町、稲築町、碓井町、嘉穂町、筑穂町、穂波町、庄内町、頴田町)を設置。
平成15年3月27日 嘉飯山2市8町合併協議会(飯塚市、山田市、桂川町、稲築町、碓井町、嘉穂町、筑穂町、穂波町、庄内町、頴田町)を設置。
平成16年6月28日 桂川町長が、合併に関して不安感が大きく、越えられない壁があるなどを理由に離脱を表明。
平成16年8月3日 桂川町を除く2市7町の首長会議で、2市8町による協議が事実上できなくなったことを確認し、協議終了を合意。
平成16年8月11日 首長会議が開かれ、9月30日付で合併協議会を廃止する議案をそれぞれの市町議会に提出することを申し合わせた。
平成16年9月8日 山田市、稲築町、碓井町、嘉穂町の首長・議長による合併に関する勉強会を開始。
平成16年9月30日 関係市町議会(飯塚市、山田市、桂川町、稲築町、碓井町、嘉穂町、筑穂町、穂波町、庄内町、頴田町)の議決を経て、嘉飯山2市8町合併協議会を廃止。
平成16年11月5日 山田市、碓井町、嘉穂町の議会において、合併協議会設置議案を可決。同日、嘉穂南部1市3町合併協議会(山田市、稲築町、碓井町、嘉穂町)を設置。
平成16年11月11日 飯塚市・穂波町・筑穂町・庄内町・頴田町の1市4町による合併に関する勉強会(飯塚市、穂波町、筑穂町、庄内町、頴田町)を設置。 
平成16年12月10日 飯塚市、穂波町、筑穂町、庄内町、頴田町の各市町議会で合併協議会設置議案可決され、飯塚市・穂波町・筑穂町・庄内町・頴田町合併協議会(飯塚市、穂波町、筑穂町、庄内町、頴田町)を設置。 

解散・再出発理由  桂川町長が、合併に関して不安感が大きく、越えられない壁があることなどを理由に離脱を表明したことにより、嘉飯山2市8町合併協議会(飯塚市、山田市、桂川町、稲築町、碓井町、嘉穂町、筑穂町、穂波町、庄内町、頴田町)は廃止。
 その後、現行合併特例法の期限内での合併を目指すとして山田市、稲築町、碓井町、嘉穂町の4団体で新たに嘉穂南部1市3町合併協議会を設置、続いて飯塚市、穂波町、筑穂町、庄内町、頴田町の5団体も、合併に関する勉強会を経て、法定協議会を設置するに至った。

○法定協議会等ホームページ
嘉穂南部1市3町合併協議会 http://www.kahonanbu.com





再出発事例 3団体で構成した法定協議会が廃止となり、このうちの2団体で新たに法定協議会を設置した例

都道府県名 福岡県

法定協議会の名称及び構成市町村 築上東部三町村合併協議会 吉富町、新吉富村、大平村 廃止
新吉富村・大平村合併協議会 新吉富村、大平村 協議中

法定協議会の経緯  
年月日 内容
平成15年3月11日 新吉富村議会において、合併協議会設置議案を可決。
平成15年6月16日 吉富町議会において、合併協議会設置議案を可決。
平成15年6月25日 大平村議会において、合併協議会設置議案を可決。
平成15年6月27日 築上東部三町村合併協議会(吉富町、新吉富村、大平村)を設置。
平成16年10月21日 新町の庁舎の位置について協議が難航、主張は平行線のまま合意に至らず、会長である吉富町長が合併協議会の場で事実上の解散宣言を行う。
平成16年11月12日 関係町村(吉富町、新吉富村、大平村)の議決を経て、築上東部三町村合併協議会を廃止。
平成16年11月18日 新吉富村臨時議会において、新吉富村・大平村合併協議会設置議案を可決。
平成16年11月19日 大平村臨時議会において、新吉富村・大平村合併協議会設置議案を可決。
平成16年11月19日 新吉富村・大平村合併協議会(新吉富村、大平村)を設置。

解散・再出発理由  新町の庁舎の位置について、吉富町と2村(新吉富村、大平村)の主張が平行線をたどり、合意に至らず、築上東部三町村合併協議会は廃止となった。
 その後、新吉富村と大平村は、2村で現行合併特例法の期限内の合併を目指すとして、新吉富村・大平村合併協議会を設置した。

○法定協議会等ホームページ
新吉富村・大平村合併協議会 http://www.vill.shinyoshitomi.fukuoka.jp/gappei/





再出発事例 10団体で構成した協議会が解散し、まず7団体が任意協議会を設置したが、最終的には、再度、同じ10団体で法定協議会を設置した例

都道府県名 熊本県

法定協議会の名称及び構成市町村 天草合併協議会 本渡市、牛深市、有明町、御所浦町、倉岳町、栖本町、新和町、五和町、天草町、河浦町 解散
天草合併協議会 本渡市、牛深市、有明町、御所浦町、倉岳町、栖本町、新和町、五和町、天草町、河浦町 合併申請済み

法定協議会の経緯  
年月日 内容
平成13年04月01日 天草2市9町による「天草地域市町合併検討協議会」(任意)の設置
平成14年04月01日 天草2市9町による「天草2市9町合併協議会」(法定)の設置
平成14年05月08日 苓北町から協議会に対し固有の税源を合併後も確保する旨の要望書提出
平成14年06月12日 協議会として要望は対等合併の理念から受け入れられない旨を確認
平成14年07月02日 苓北町議会臨時会で「天草2市9町の合併に参加しない」旨確認し、協議会に回答
平成14年07月04日 第4回協議会で苓北町離脱を了承
平成14年09月04日 苓北町を除く2市8町による「天草合併協議会」に改組し協議再スタート
平成15年09月04日 有明町議会の臨時会で離脱議案を議決(賛成10、反対1)
平成15年09月08日 栖本町議会の臨時会で離脱議案を議決(賛成 9、反対0)
平成15年09月18日 新和町議会の臨時会で離脱議案を議決(賛成 8、反対2)
平成15年09月26日 五和町議会の臨時会で離脱議案を議決(賛成12、反対3)
平成15年10月21日 五和町で「天草合併協議会からの離脱の可否を問う住民投票条例」制定の直接請求
平成15年10月30日 五和町臨時議会で上記議案が審議され否決(賛成3、反対12
平成15年12月24日 本渡市で1市4町(本渡市・五和町・新和町・有明町・栖本町)の法定協設置を求める住民発議
平成16年02月19日 第19回協議会で「現在の膠着状態を打開するため一旦、法定協を解散する」旨を確認
平成16年02月26日 本渡市議会で法定協廃止議案を可決
平成16年03月09日 有明町議会で法定協廃止議案を可決
平成16年03月10日 倉岳町、栖本町議会で法定協廃止議案を可決
平成16年03月12日 御所浦町議会で法定協廃止議案を可決
平成16年03月16日 五和町が1市4町の住民発議を付議しない旨を回答
平成16年03月16日 天草町、河浦町議会で法定協廃止議案を可決
平成16年03月19日 牛深市、新和町、五和町議会で法定協廃止議案を可決
平成16年03月22日 有明町、栖本町、新和町が1市4町の住民発議を付議しない旨を回答
平成16年03月31日 「天草合併協議会」を廃止
平成16年06月23日 天草2市5町(本渡市・牛深市・御所浦町・新和町・五和町・天草町・河浦町)で任意協設置
平成16年07月07日 有明町、倉岳町、栖本町の3町の任意協参加が決定
平成16年07月20日 離脱前と同じ枠組みである天草2市8町で「天草合併協議会」(法定)を設置
平成16年11月22日 第8回合併協議会で全48協議項目を承認
平成16年12月15日 有明町議会で廃置分合関連議案を可決
平成16年12月16日 牛深市、御所浦町、倉岳町、天草町及び河浦町で廃置分合関連議案を可決
平成16年12月17日 栖本町及び五和町で廃置分合関連議案を可決
平成16年12月22日 新和町議会で廃置分合関連議案を可決
平成16年12月24日 本渡市議会で廃置分合関連議案を可決
平成17年01月07日 合併協定調印式
平成17年01月12日 県知事に対する廃置分合申請

解散・再出発理由  新市に向けての財政運営のあり方等、各市町の思いにズレが生じ、信頼関係が崩壊したことを理由に平成15年9月に4団体が離脱を表明したことから、協議が膠着状態となり、これを打開するために3月31日に一旦解散することが決定された。
 その後、三位一体の改革の具体化等の動きもあり、さらに合併の必要性を認識され、地元において主体的に合併に向けた話し合いが持たれた結果、まず調整の整った2市5町(本渡市・牛深市・御所浦町・新和町・五和町・天草町・河浦町)が任意協議会を設置。
 残る3町(有明町、倉岳町、栖本町)での合併を目指す動きもあったものの、多くの住民の本渡市を含む合併を望む声が大きく、最終的には解散前と同じ枠組みで法定協議会を設置し、合併協議を再開したもの。

○法定協議会等ホームページ
天草合併協議会 http://www.amacom.jp/





再出発事例 9団体による合併協議が不調となり、「本協議会を休止し、新たな枠組みを模索する」と決定した後、4団体と2団体に分かれて協議会を新たに設置した事例(※残りの3団体は現時点においてはいずれの枠組みにも参加していない。)

都道府県名 熊本県

法定協議会の名称及び構成市町村 玉名地域1市8合併協議会 玉名市、岱明町、横島町、天水町、玉東町、菊水町、三加和町、南関町、長洲町 休止
玉名地域1市3合併協議会 玉名市、岱明町、横島町、天水町 協議中
菊水・三加和合併協議会 菊水町、三加和町 協議中

法定協議会の経緯  
年月日 内容
平成14年12月03日 玉名地域1市5町による法定協議会設置を確認
平成14年12月16日 横島町、天水町、玉東町議会で住民発議に基づく3町による法定協議会設置議案否決
平成14年12月20日 玉名地域1市5町は、1市5町による法定協議会設置議案を可決
平成14年12月26日 横島町、天水町が1市5町法定協議会に参加申込
平成15年01月01日 玉名地域1市5町合併協議会設置
平成15年01月18日 玉東町が1市5町法定協議会に参加申込
平成15年01月20日 玉名地域1市8町の議会で横島町、天水町、玉東町の法定協加入に係る議案を可決
平成15年02月01日 玉名地域1市8町合併協議会設置
平成16年10月07日 第21回玉名地域1市8町合併協議会において新市財政計画における各市町分の事業費の調整がつかず、協議会の「休止」を決定(協議済み41/協定項目43
平成16年11月02日 玉名市、岱明町、横島町、天水町の1市3町の首長、議長が会議を開き、合併行法の下での合併を目指し合併協議を再開することを確認
平成16年11月20日 1市3町の各市町議会の議決を経、「玉名地域1市3町合併協議会」が設置され、同日第1回協議会を開催
平成16年12月14日 菊水町、三加和町の2町の首長、議長が会議を開き、合併行法の下での合併を目指し合併協議を再開することを確認
平成16年12月26日 菊水町、三加和町の各町議会の議決を経、23日付けで「菊水町三加和町合併協議会」が設置され、第1回協議会を開催

解散・再出発理由  郡市一体の9団体で合併協議を進めてきたが、新市の名称をめぐり市と一部町が対立し、最終的には新市財政計画における各市町毎の建設事業費の多寡をめぐり調整が整わず休止を決定。歴史的・地理的にも結びつきが強く、現行合併特例法の下での合併を必要と認識した1市3町(玉名市、岱明町、横島町、天水町)と2町(菊水町、三加和町)はそれぞれ法定協議会を設置し、本年3月の県知事への合併申請を目指す。

○法定協議会等ホームページ
玉名地域1市3町合併協議会 http://www.tamana-1city3town.com
菊水・三加和合併協議会    http://www.town.kikusui.kumamoto.jp/k-m/gappei.htm





再出発事例 4団体で構成した協議会が休止となり、4団体の内の3団体で協議会を新たに設置した例

都道府県名 大分県

法定協議会の名称及び構成市町村 杵築市・日出町・山香町・大田村合併協議会 杵築市、日出町、山香町、大田村 休止
杵築市・山香町・大田村合併協議会 杵築市、山香町、大田村 協議中

法定協議会の経緯  
年月日 内容
平成13年8月1日 研究会設置(杵築市、日出町、山香町、大田村)
平成14年1月16日 任意協議会設置(杵築市、日出町、山香町、大田村)
平成14年12月10〜20日 各市町村で法定協議会設置議案を可決
平成15年1月10日 法定協議会設置(杵築市、日出町、山香町、大田村)
平成15年1月16日 合併重点支援地域指定
平成15年3月27日 合併の方式を決定「新設合併」
平成15年11月27日 新市の名称等を巡り協議が難航し、合併協議会解散を決議
平成16年5月28日 合併協議会再開
平成16年6月18日 第15回協議会で懸案となっていた新市の名称「杵築市」、合併の期日「平成17年4月1日」新庁舎の位置「日出町役場」、議員の取扱いを確認し全ての協定項目が決定
平成16年7月1日 合併協定調印式実施(日出町議会議長が欠席)
平成16年7月12日 関係4市町村議会で合併関連議案審議。日出町は否決(賛成9、反対12)。3市町村は可決。
平成16年7月20日 日出町長が責任をとって辞表提出
平成16年9月5日 日出町長選挙で、合併反対を掲げた新人が当選
平成16年10月22日 日出町議会で法定協議会離脱議案を可決
平成16年10月30日 法定協議会で日出町の離脱を全会一致で承認
平成16年11月1日 日出町の合併重点支援地域指定を解除
平成16年11月1日 日出町を除く3市町村議会で日出町の法定協議会離脱議案を審議し、他は可決したが、山香町で否決
平成16年11月26日 日出町を除く3市町村議会で3市町村の新たな法定協議会設置議案を可決
平成16年12月06日 新たな法定協議会で協議を再スタート
平成16年12月14日 基本項目となる、合併方式、新市名称、事務所の位置、合併期日、議員取扱いを決定し、順調に滑り出す
平成17年1月31日 協議会で全ての協定項目を決定し、本年度中に合併申請を行うスケジュールを確認

解散・再出発理由 当初の4市町村での法定協議会は、廃置分合関連議案を構成市町村中最も人口の多い日出町が否決し、その責任をとって辞任した日出町長選挙において、合併反対を掲げた候補者が当選したことから、日出町は単独の道を歩むこととなった。このため新たに3市町村で法定協議会を設置して再出発することとなった。

○法定協議会等ホームページ
杵築市・山香町・大田村合併協議会 http://www.kdt.ne.jp/gappei/





再出発事例 4団体で構成した協議会が休止し、そのうち2団体ずつ2つの合併協議会を設置した事例

都道府県名 宮崎県

法定協議会の名称及び構成市町村 小林市・野尻町・須木村・高原町合併協議会 小林市、野尻町、須木村、高原町 休止
小林市・須木村合併協議会 小林市、須木村 協議中
東霧島合併協議会 高原町、野尻町 協議中

法定協議会の経緯  
年月日 内容
平成16年02月09日 小林市、野尻町、須木村の臨時議会で合併協議会設置議案可決
平成16年02月26日 小林市・野尻町・須木村合併協議会を設置
平成16年03月10日 高原町議会が協議会規約変更(同協議会への参加)を議決
平成16年03月26日 小林市、野尻町議会が協議会規約変更を議決
平成16年03月29日 須木村議会が協議会規約変更を議決
平成16年04月01日 高原町が同協議会に加入
平成16年09月28日 野尻町議会で合併に伴う電算統合関連補正予算議案を否決
平成16年10月26日 野尻町議会で合併に伴う電算統合関連補正予算議案を再び否決
平成16年10月29日 野尻町議会が協議会からの離脱を決議
平成16年11月07日 野尻町長が法定協議会からの離脱を申し入れ
平成16年11月19日 小林市、須木村、高原町の首長・議長会において1市1町1村で協議を継続することを確認
平成16年11月25日 協議会から高原町を離脱させる協議会既約変更議案について、高原町議会が否決
平成16年12月06日 小林市、野尻町、須木村、高原町の首長・議長会において、協議会の休止を確認
平成16年12月17日 小林市、須木村議会は、1市1村での法定協議会設置議案を可決。小林市・須木村合併協議会設置
平成17年01月11日 高原町、野尻町議会は、2町での法定協議会設置議案を可決。東霧島合併協議会設置

解散・再出発理由 4市町村で合併協議を進めてきたが、協議の進め方について意見の食い違いが生じ、野尻町議会が合併に係る電算統合関連予算案を否決したため、野尻町の離脱をめぐり休止状態に陥っていた。 その後、小林市と須木村、高原町と野尻町がそれぞれ合併協議会を設置したもの。

○法定協議会等ホームページ
小林市・須木村合併協議会 http://gappei-kyougikai.jp
東霧島合併協議会 http://www16.ocn.ne.jp/~ntgappei/





再出発事例 3団体で構成した協議会が休止し、そのうち2団体が合併協議会を設置した事例

都道府県名 宮崎県

法定協議会の名称及び構成市町村 宮崎・清武・田野合併協議会 宮崎市、清武町、田野町 休止
宮崎・田野合併協議会 宮崎市、田野町 協議中

法定協議会の経緯  
年月日 内容
平成16年01月19日 宮崎市、清武町議会で合併協議会設置議案可決
平成16年01月21日 宮崎・清武合併協議会を設置
平成16年03月09日 田野町議会が協議会規約変更(同協議会への加入)を議決
平成16年03月16日 清武町議会が協議会規約変更を議決
平成16年03月19日 宮崎市議会が協議会規約変更を議決
平成16年03月23日 宮崎・清武・田野合併協議会を設置
平成16年11月28日 清武町で合併の枠組み及び是非を問う住民投票を実施(投票率45.6%.自立48%,宮崎・田野との合併41%.田野との合併10%)
平成16年12月07日 清武町長が自立を表明
平成16年12月17日 田野町議会が宮崎市との1市1町による法定協議会設置議案を可決
平成16年12月21日 宮崎市議会が田野町との1市1町による法定協議会設置議案を可決
平成16年12月24日 宮崎・田野合併協議会を設置

解散・再出発理由 3市町で合併協議を進めてきたが、清武町の住民投票の結果を受け清武町長が自立を宣言したことから、休止状態に陥っていた。 その後、宮崎市と田野町とで合併協議会を設置したもの。

○法定協議会等ホームページ
宮崎・田野合併協議会 http://www.city.miyazaki.miyazaki.jp/




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