地方財政の課題

2. 健全化への努力
極めて厳しい状況にある地方財政を健全化するためには、地方税収などの地方一般財源の収入増に努めると同時に、国・地方を通じる行財政の簡素・効率化を図ることにより、収支ギャップを縮小し、借入金依存からの脱却を図る必要があります。
1 財政基盤の充実

これまでもみたように、地方公共団体においては行政改革の取組が進められていますが、引き続き徹底した行政改革の推進、歳出の徹底した見直しによる抑制と重点化を進める必要があります。


*PFI:PFIとは、国や地方公共団体等が自ら行ってきた社会資本の整備・公共サービスの提供について、民間の資金やノウハウを活用し、設計から建設、運営までを、民間が行う手法です。

2 透明性の向上
地方分権の進展に伴い地方公共団体の自己決定権・自己責任が拡大されることに対応し、行政手続の公正を確保するとともに透明性の向上を図り説明責任を果たしていくことが求められています。