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「IT時代の接続ルールに関する研究会」(第1回)議事要旨



日時
平成14年2月21日(木) 10時00分〜11時15分
場所
総務省5階501会議室
出席者
  (1) 構成員(五十音順、敬称略)
尾畑裕、酒井善則、瀬崎薫、長谷部恭男
(2) 総務省
鈴木電気通信事業部長、吉田料金サービス課長、田中料金サービス課課長補佐、飯倉料金サービス課課長補佐

議事
  (1)  開会・挨拶
(2)  構成員の紹介
(3)  開催要綱等の説明
 開催要綱等について、事務局から説明。
(4)  座長等選出
 座長に酒井善則構成員、座長代理に佐藤治正構成員が選出され、承認された。
(5)  検討項目
  1) OSSの開放について
  インターネット関連サービスに係るOSSについて、事業者から具体的にヒアリングを行う等して検討していく。
  2) 利用者料金と接続料の関係の在り方について
  接続料と利用者料金の関係について、(イ)どのようなサービスについて、どのような単位で検証すべきか、(ロ)接続料と利用者料金の関係の検証方法、(ハ) 検証の時期及び不適当と判断された場合の是正の対象、を検討していく。
  (6)  主な議論
  1) OSSの開放について
  インターネット関連サービスに係る名義人情報のOSSを開放するに際しては、個人情報保護と事業者間の費用負担がいくらになるかについて検討する必要がある。個人情報保護を検討するに当たってはガイドラインを参照することが必要。
接続事業者からヒアリングを行い、必要に応じて項目の追加を行い、できるものから順次開放することが必要。
  2) 利用者料金と接続料の関係の在り方について
  検証を行う場合、対象となるサービスは電話だけなのか、インターネット関連も含むのか又はLRIC対象機能を用いたサービスはどのように扱うか等について諸外国の状況も勘案し、検討する必要がある(イギリスでは、電話だけを対象にスタックテストを実施。)。
検証する単位については、電話やインターネット関連といった大括りなのか、サービス毎にチェックするのか、割引サービスも含めるのか等について検討する必要がある。
ユーザ料金には昼間・夜間等の様々な料金体系がある一方、現在、接続料にはそのような多様性はないが、チェックに用いる接続料に何を使用するかという観点からは、接続料も多様化すべきかどうかについては議論の余地がある。
  (7)  その他
 次回の研究会は「利用者料金と接続料の関係の在り方」について、事業者からヒアリングを行うこととする。なお、ヒアリング対象事業者は別途調整する。



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