審議会のトップへ トップページへ戻る

インデックスへ・ 電気通信審議会

電気通信審議会電気通信事業部会第186回会議議事要旨(平成12年3月13日公表)






1 日時
  平成12年2月18日(金) 午後3時34分〜午後5時00分

2 場所
  郵政省審議会会議室(郵政省12階)

3 出席者(敬称略)
 (1) 委員
     齊藤忠夫(部会長)、百崎英(部会長代理)、舟田正之、吉岡初子
                               (以上4名)
 (2) 事務局
     仲矢 徹 審議会室長
 (3) 郵政省
     天野定功電気通信局長 ほか

4 諮問事項
 (1) 東日本電信電話株式会社及び西日本電信電話株式会社の指定電気通信設備
    に関する接続約款の変更の認可について〔平成11年12月17日諮問第38号継続〕
 (2) 電気通信事業法施行規則の一部改正について

5 報告事項
 (1) 優先接続制度の導入について
      (「優先接続導入に関する研究会」報告書について)
 (2) 東西NTTによるISDN完全定額制試験サービスの提供条件の見直しに
    ついて

6 議事模様
 (1) 諮問事項
    ア 東日本電信電話株式会社及び西日本電信電話株式会社の指定電気通信設
     備に関する接続約款の変更の認可について
     郵政省から申請内容に補正があったことについて説明があり、審議会とし
    て補正内容も含めて審議を行うことを了承した。
     接続小委員会での審議結果について齊藤主査から報告があった。
    審議における主な質疑は次のとおり

    ・ 接続料金とユーザ料金の逆転については、長い間問題となっているもの
     であり、12年度の見直しの中で検討されるべきとの議論があった。
    ・ 委員より、コロケーションに関し、接続事業者が工事や保守を行うため
     のルールの整備について今後どう取扱うのか、との質問があり、郵政省か
     ら省令改正の後、東西NTTから接続約款の認可申請が行われることとな
     る旨説明があった。

     審議の結果、
      接続事業者がコロケーションを請求する装置について、東・西NTTに
     おいて、それが「接続に必要な装置」ではないことが明白である理由を説
     明出来なければ、その請求を承諾すること
     が確保された場合には、接続約款の変更を認可することが適当である旨答
     申を行った。
      なお、答申にあたって郵政省に対する以下4点の要望を付した。

   ・ コロケーションについて不当にその対象外とされることがないよう、東
    西NTTに求めること
   ・ 現在東西NTTが行っているコロケーションに際しての工事や保守を他
    の事業者が自分でできるよう、ルールを整備すること
   ・ 現在利用者料金とされる、MDF接続に際して利用される加入者回線部
    分について、接続料としての位置づけを明確化するルールの整備を行うこ
    と
   ・ 電話の伝送路について、専用線と同様に大容量利用の場合はそのコスト
    傾向を反映してより安くなるような考え方を導入するよう、東西NTTに
    求めること

    イ 電気通信事業法施行規則の一部改正について
     上限価格方式における基準料金指数の算定に必要な消費者物価指数変動率
     についての改正を行うもので、平成11年12月17日から平成12年1
     月14日まで郵政省側でパブリックコメントを実施し、審議した結果、改
     正することが適当である旨の答申を行った。

 (2) 報告事項
    ア 優先接続制度の導入について
       (「優先接続導入に関する研究会」報告書について)
    イ 東西NTTによるISDN完全定額制試験サービスの提供条件の見直し
     について

                      (文責:電気通信審議会事務局)




  本部会にて配布された資料をご覧になりたい方は、電気通信審議会事務局
 (電話 03−3504−4807)までお問い合わせ下さい。



トップへ