会議資料・開催案内等


情報通信審議会 情報通信技術分科会 ITU−T部会
伝達網・品質委員会(第13回)議事概要


1  日時    平成16年4月1日(木) 14時00分〜16時00分

2  場所    総務省 第1特別会議室

3   出席者   (敬称略)
 専門委員    三谷 政昭(主査)、岡村 治男、佐藤 公紀、内藤 悠史、前田 洋一、村上 仁己

 参加者 新井 孝敏、五十嵐 敦、入部 良也、上田 雅巳、大谷 朋広、大盛 雄司、
岡戸 寛、小畑 至弘、柄沢 智、小池 良典、坂野 伸治、佐々木 邦夫、
田島 勉、田中 大一郎、田中 稔徳、筒井 多圭志、冨田 邦明、中島 和秀、
中勢 博之、中西 健治、長浜 浩二、中原 俊二、羽賀 良和、長谷川 一知、
日高 純康、藤川 就一、藤田 敬史、星田 剛司、宮坂 公雄、山口 繁徳、
山田 秀昭、山田 寛、横谷 哲也、笠 史郎

 事務局 金谷 学(通信規格課長)、菅原 健(同課課長補佐)、
小林 信喜(同課国際標準係長)、佐藤 秀清(同課国際標準係)

 (注)参加者はITU−Tセクターメンバー等

4   議事概要
 (1)   ITU-T SG15会合(2004年4月開催)への対処について
     2004年4月19日から4月30日までスイス・ジュネーヴにおいて開催予定のITU-T SG15会合への対処方針案及び寄書案について参加予定者から説明があった。
  主な質疑応答の概要を以下に示す。

・   勧告案G.992.5 Annex Cの上り帯域として新たなバンドプランを提案している寄書案について、これはADSLの枠組みの中でVDSL2を標準化したいのか、それとも、VDSL2の簡略版をADSLに導入したいのか。
  これはVDSLの簡略版ではなくADSLの拡張版の提案であり、ADSLの枠組みの中で新たなバンドプランを提案しているものである。

前回SG会合でコンセントされた勧告案G.992.3Amd2、G.992.5Amd1について、
(1) ラストコール期間中に勧告化に反対するコメントを提出され、今回、当該勧告案への追加提案を行われているが、これは今回の追加提案が通らないと勧告化に反対するということか、それとも、勧告化は基本的に認めた上で今回の追加提案を行われているのか。
  今回の提案は、勧告化に賛成・反対ということではなく、建設的な追加意見である。SG会合の場ではこの追加意見について、セクタメンバどうしで話し合っていきたいと考えている。
(2) セクタメンバどうしの話し合いでは結論が出ず、ステートメンバでの検討となった場合、ステートメンバとしてはどのような立場をとるのか。
  基本的に前回のSG会合でコンセントされたものについて、主管庁として異論はない。
(3) ラストコール期間中に出されたコメントを取り下げ、該当勧告を承認したうえで、今回の追加提案を行っていくという手法は考えられないのか。
  今回の追加提案がどのように扱われていくかということを考えると、取り下げるということをこの場で決めることはできない。
本件に限らず一般的な話として、AAPプロセスに関する指針が、昨年SG15議長より送付され、本委員会でも確認したと思うので、関係者におかれては再度の確認をお願いしたいと思う。

・   現状のSG15関連の再編状況について、把握している範囲で教えて頂きたい。
現在SG15は以下の3つのブロックと称した固まりに分かれている。
  15A:アクセス
  15B:光及びその他のコア伝達インフラ
  15C:ネットワーク信号処理
  再編された場合、15A・15Bについては一緒で、15Cが移管されるというのが大半の見方である。また、15CについてはSG12・SG16のどちらかと一緒になる可能性があり、先日、WP2議長として、SG16と一緒になった方がうまく機能していくのではないかという連絡をTSAGにしたところである。

5   今後の会合日程等
  今後の開催日程については、2004年5月下旬を予定しているが、主査と事務局で相談の上、別途案内することとなった。

以上

本件に関する連絡先
情報通信政策局通信規格課国際標準係
 (電話 03−5253−5763)







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