平成元年版 通信白書

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第1章 昭和63年通信の現況

(1)ネットワーク化指標

 データ通信のネットワーク化の進展度合いを,普及率,業務処理率,ネットワーク情報量,対外接続度及び端末装備率の五つの面から把握し,ネットワーク化指標としてみると,各指標とも前年度に比べ増加しており,全体的にネットワーク化が進展していることが分かる(第1-3-16図参照)。
 ネットワーク化指標によれば,全国の事業所のうちでネットワークを利用して事業を行っている事業所の割合は11.6%(対前年度比12.5%増)である。また,ネットワークを利用している事業所で取り扱っている業務のうち,ネットワークで処理している業務量の割合は15.4%(対前年度比23.7%増)と大幅に伸びている。さらに,その利用事業所の1事業所当たりの回線容量は40.6kb/s(対前年度比13.7%増)であり,常勤従業員1人当たりの端末台数は0.27台(同12.5%増)であった。
 なお,ネットワークを構築している企業における対外接続企業数は平均18.1社(同15.3%増)であった。

第1-3-16図 ネットワーク化指標(62年度)

 

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