平成2年版 通信白書

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第1章 平成元年通信の現況

(2)レジャー分野における電波利用の促進

 週休二日制の普及等により労働時間の短縮化が進められ、自由時間が増大したことから、国民生活においてレジャー志向はますます高まる傾向にある。
 一方、電波の利用は、近年一般の人々にごく身近に感じられるまでに普及してきており、レジャー分野においても、現在一部でアマチュア無線などが用いられているが、今後はさらに必要不可欠な役割を担っていくと考えられ、その需要は著しく増大していくものと予想される。
 このため、郵政省では、レジャー分野におけるニーズに応えた適正な電波利用の確立に資することを目的として、元年8月から「レジャー分野における電波利用に関する調査研究会」を開催し、利用者の意向を反映し外需要の発掘と、将来動向の把握を行い、これに対応した周波数の供給および電波利用の可能性について検討し、2年6月にその結果についてとりまとめることとしている。
 また、特にマリンレジャー・スポーツの分野についても「マリンレジャー・スポーツにおける通信手段の確保に関する調査研究会」を開催し、2年3月に報告が出されたところであり、この分野における電波利用の促進を図ることとしている。

 

 

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