平成2年版 通信白書

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第2章 国際交流の進展と情報通信

(4)アジア・太平洋情報圏における全般的な通信料金の低廉化

 現在、アジア・太平洋地域については、最も低い米国への通話料が680円(KDD平日・昼間3分間)、最も高いニュー・ジーランドへの通話料は1,300円(同)となっている。
 アジア・太平洋情報圏における情報の交流を活発にするためには、圏内の通信料金の全般的な低廉化が重要な課題である。まず、我が国から同地域への通話料について競争の促進による低廉化を図り、さらに、圏内における料金格差をできるだけなくすことによって、アジア・太平洋地域諸国相互間の通信料金の低廉化を図り、圏内における活発な情報交流を促進することが必要である。
 また、アジア・太平洋地域を対象として情報通信に関する国際学界を設立することも、発表・交流の場を提供することを通じ、情報通信に関する情報の交流の促進と相互理解等に役立つことになる。

 

 

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