平成3年版 通信白書

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第1章 平成2年情報通信の現況

1 概  況

 2年度上半期の国内通信の動向は、電気通信分野では高速デジタル専用線サービス及び自動車・携帯電話サービスの伸びが著しい。自動車・携帯電話サービスが伸びたのは、新事業者の参入及び技術革新により進展した電話機の小型化・軽量化、料金の低廉化に伴い、行動半径が広がる自動車・携帯電話のビジネスの場等での利用価値が広く認識されたためと考えられる (第1―1―2図参照)。
 放送分野ではNHKの衛星放送の受信契約数の伸びが目立っており、また、民間放送事業者の衛星放送が開始され有料放送サービス契約数を順調に伸ばしている。
 内国郵便物数は順調に増加している。
 2年度上半期の国際通信の動向は、国際電話及び国際専用回線の伸びが著しい。これは前年度の新事業者の参入により一層進展した料金の低廉化及び我が国の国際経済活動の活発化による需要増によるものと考えられる(第1―1―3表参照)。
 国際郵便物数は着実に増加傾向を維持している。

第1-1-1図 通信市場の動向

第1-1-2図 国内通信の動向

第1-1-3表 国際通信の動向

 

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