平成3年版 通信白書

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第1章 平成2年情報通信の現況

(2)郵便局の窓口サービスの多様化

 地域に密着した国の行政機関である郵便局の窓口を活用し、サービスを多様化して、地域住民の利便の向上に資するため、2年度においては、「郵便局の窓口サービスの在り方に関する調査研究会」を開催して、幅広い視点から検討を行った。
 これをも踏まえ、3年度以降、市町村によっては、郵便局の窓口に市町村が設置したファクシミリを住民が利用して住民票の写しの交付を請求するという方法による取扱いの開始が予定されている。
 また、前年度に引き続き「郵便局の窓口サービスの多様化・高度化に関する調査研究」を行う予定である。
 なお、住民票の写し等の郵送サービスは、郵便局窓口に専用の申込用紙・封筒(往信・返信)を用意しておき、郵送による住民票の写し等の請求・交付を行うことにより、住民の利便向上を図るサービスであるが、昭和62年4月、千葉県佐倉市において開始されて以来、地域住民の好評を得ており、市町村との連携の下に他の市町村へも拡大してきている(2年度末現在、約600市町村、約5,000局で実施)。
 

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