|
第1章 平成2年情報通信の現況(4)地球環境問題に対する取組オゾン層の破壊や地球温暖化をはじめとした地球環境問題への対応が世界的に喫緊で重要な課題となっている。このため、郵政省でも、2年度から、オゾンや大気微量ガス成分を短波長ミリ波帯の電磁波を用いて計測する技術の研究開発を推進している。3年度からは、リモートセンシングや地球環境情報通信ネットワーク等に関する総合的な検討をはじめとして、対流圏の水蒸気と炭酸ガスのグローバルモニタリングに適した光領域のアクティブセンサや地球・環境データの相互利用等を促進する地球環境計測・情報ネットワークに関する研究開発及び電波を上空に向かって発射することによりオゾン層の破壊を防止する電波技術に関する開発を推進していくこととしている。
|