|
コラムコラム5 暮らしと情報通信に関する世論調査(2)-情報通信の高度化に関する意識と情報の地域間格差に関する意識- 総理府の実施した「暮らしと情報通信に関する世論調査」の結果の中から、「情報通信の高度化に関する意識」及び情報の地域間格差に関する意識」について、紹介する。 1 情報通信の高度化に関する意識 電話サービスの充実やテレビの進歩などの情報通信の高度化・多様化は、自分の生活や子供にどのような良い影響を及ぼしたかについては、「日常生活が便利になった」を挙げた者の割合が53.5%と最も高く、以下、「知識の向上に役立っている」(32.4%)、「趣味・教養の範囲が拡大した」(24.4%)などの順になっている。一方、どのような悪影響を及ぼしたかについては、「健康によくない」を挙げた者の割合が17.1%、「画一化が進んでいる」が17.0%、「情報に追い立てられ、ゆとりがなくなった」が15.6%、「家族で過ごす時間が減少した」が14.5%などの順になっている。 2 情報の地域間格差に関する意識 この10年間で、東京と他の地域との情報の格差の変化については、過半数の者(59.9%)が縮まったと答えており、広がったと答えた者の割合(9.2%)を大きく上回っている。
|