平成7年版 通信白書

コラム

コラム16　「インターネットのホームページ紹介」

　WWWやモザイク等を利用することにより、従来のテキスト・データに加えて静止画・動画・音声等を統合的に、しかも簡単に扱うことができる環境が急速に進展したことにより、インターネット上で大学等の研究機関や企業等による情報発信が盛んになってきており、提供されるWWWサーバの数も急速に増加している。
　NTTが、5年から提供しているWWWサーバでは、情報へのアクセスを容易にするため、我が国で提供されている主なWWWサーバの一覧表を地図にして提供している。
　ユーザーは地図上の任意のサーバの名称をマウスでクリックすることで、希望のWWWサーバにアクセスすることができる。
　また、海外に向けた情報発信のために、英語版のホームページも用意されており、海外向けに我が国の観光情報、文化と習慣に関する情報等が英語で提供されている。

(注1)モザイク(Mosaic)は、WWWサーノ一等のインターネット上の分散データベースにアクセスするための端末側のソフトウェアで、動画、音声を扱うことができる、GUIに優れ操作が容易であるなどの特長を持ち、利用が急増している。

(注2)URL(UniformResourceLocator)は、WWW等のサーバとその中の情報の場所を表記するための統一的な表記法。ちなみに、このNTTのホームページのURLは、http:〃www.ntt.jpである。