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第1部 平成6年情報通信の現況第4章 10年間の情報通信のあゆみ昭和60年は、電気通信事業法、日本電信電話株式会社法等の施行による新電気通信制度の発足及び郵政省の地域情報化施策として、テレトピア計画が開始されるなど、情報通信政策に関し、大きな転機となった年である。以降、10年にわたり、我が国における情報通信は、社会経済の様々な側面において多様化・高度化し、著しい進展を見せている。そこで、本節では、我が国のこれまで10年間における情報通信利用の進展の推移とその効果を、情報通信サービスの利用者の側及び提供者の側の両面から概観・分析する。
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