平成7年版 通信白書

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第2部 情報通信政策の動向

5 総合防災訓練における非常無線通信訓練の実施

 郵政省が構成員を務める中央非常無線通信協議会は、6年9月、中央防災会議が主催する総合防災訓練に参加し、非常無線通信訓練を実施した。
 本通信訓練は、災害の発生により公衆通信網及び消防防災無線がふくそうし、被災想定地と政府本部である訓練緊急災害対策本部(国土庁)との間で災害に関する情報の伝達が十分に行えなくなることを想定して、別の回線による伝送経路を設定し、実際に救援要請文やその回答文を伝送することにより円滑な情報の伝達を図ることを目的とした訓練である。
 本年度は、初めての試みとして、愛知県からの伝送経路に広域災害を想定した他県の訓練災害対策本部を経由するう回ルートを設定し、同県からの伝送については、県内の地上系、衛星系を併せて3つのルートによる情報が得られた。

 

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