平成7年版 通信白書

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第3部 マルチメディア化と情報通信市場の変革

第3節 英国

 1 情報通信政策の枠組み

 英国の情報通信政策は、電気通信分野では、貿易産業省(DTI:Department of Trade and Industry)が新規事業者に対する免許付与等を、電気通信庁(OFTEL:Office of Telecommunications)が、免許付与後の事業者の監督、既存事業者に対する免許期間の改定、新規事業者への免許付与に関するDTIへの助言等を担当している。一方、放送分野では、国民文化省が英国放送協会(BBC)の監督等を、独立テレビ委員会(ITC:Independent Television Commission )が商業放送事業者に対する免許付与及び規制監督を行っている。
 過去において、政府直営であった英国の電気通信事業は、1969年の郵便電気通信公社への移管、1981年の郵便事業の分離による英国電気通信公社の設立を経て、1983年まで独占的に提供されてきたが、同年における競争の導入及び1984年における英国電気通信公社の民営化による英国電気通信会社(BT)の設立が続いた。

 

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