平成7年版 通信白書

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第3部 マルチメディア化と情報通信市場の変革

6 大都市への過度の集中

 東京への一極集中が叫ばれて久しいが、東京に限らず大都市へ人・企業・情報・文化等が集中している。他方、地方、特に過疎地域、離島、半島、山村等条件不利地域において、人口減少、高齢化が急速に進行している。こうした大都市への過度の集中を解消し、都市に集中した各機能を国土全域に適度に配置し、各地域が有機的に機能するような国土の均衡ある発展が求められている。
 企業が東京に本社をおくメリットをみると「業界・他社情報を得やすい」「市場・顧客情報を得やすい」「関係官庁との接触・情報入手に便利」といった情報入手に関する理由が多くなっている(第3-2-1-25表参照) 。したがって、都市間や地方間、都市と地方間の情報格差是正が必要である。


第3-2-1-25 東京に本社をおくメリット
 

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