平成7年版 通信白書

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第3部 マルチメディア化と情報通信市場の変革

第3節 シームレスで均衡のとれた情報通信基盤の整備

 1 我が国の情報通信基盤の整備

 マルチメディア化をはじめとする情報通信の高度化は、多様化する利用者ニーズに対応するものであり、在宅医療支援、フルサービス・ネットワーク等の多様なマルチメディア・アプリケーションの実現とそれによる情報通信市場の活性化は、高齢化社会への対応、持続的経済発展の実現等の様々な課題の克服に資することが予想される。
 このようなマルチメディア・アプリケーションの実現のためには、広帯域・大容量の光ファイバ網を中心とする情報通信基盤の構築が不可欠であり、その早期実現に向けて、ネットワークインフラ整備の推進、通信・放送融合等マルチメディア環境の検討が必要である。
 このため、郵政省では、新しい特別融資制度の創設等により、加入者系光ファイバ網の整備を推進しており、また、6年7月から「21世紀に向けた通信・放送の融合に関する懇談会」を開催するなど、マルチメディア環境の整備に向けた取組を推進している。

 

2 マルチメディア化やグローバル化に対応した研究開発体制の整備 に戻る 2 相互接続性・相互運用性のある情報通信基盤の整備 に進む