平成9年版 通信白書

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第2章 情報通信政策の動向

4 環境保全に向けた取組の推進

 (1) 郵政省環境基本計画の策定

 政府は、6年12月に閣議決定された「環境基本計画」を受け、7年6月に「国の事業者・消費者としての環境保全に向けた取組の率先実行のための行動計画」を閣議決定した。郵政省では、これらを積極的に推進するため、8年1月に事務次官を委員長とする郵政省環境基本計画推進委員会を設置し、郵政行政を通じた環境保全への貢献の在り方等について検討を進め、9年3月、「郵政省環境基本計画」を決定した。本計画の基本方針は次のとおりである。
1) 郵政行政自らが率先して環境保全に関する行動を実行し、環境への負荷の少ない社会の実現を目指す。
2) 情報通信の活用による環境負荷削減効果及びこれに伴う諸課題を十分に調査・分析しつつ、環境への負荷の削減に資する情報通信の高度化に努める。
3) 情報通信の技術的可能性を最大限に活用し、環境観測等のための技術開発及び国際的な協力を積極的に推進する。

 

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