平成9年版 通信白書

本文へジャンプ メニューへジャンプ
トップページへ戻る
操作方法


目次の階層をすべて開く 目次の階層をすべて閉じる

第2章 情報通信政策の動向

(4)加入者系無線アクセスシステムの在り方の検討

 次世代の情報通信基盤を実現するため、2010年までに光ファイバ網の全国展開を図るとともに、光ファイバ網とシームレスなマルチメディア通信環境を実現するための高速・広帯域化を図った無線系のシステムの開発・実用化が必要である。そのため、加入者系無線アクセスシステムについて、望ましい導入の在り方とその高度化を図るための課題等について検討することを目的として、8年10月、「情報通信基盤整備と加入者系無線アクセスシステムの今後の在り方に関する研究会」を開催し、9年10月までに報告をまとめることとしている。主な検討項目は、次のとおりである。
1) 加入者系光ファイバ網と比較した場合の加入者系無線アクセスシステムの優位性
2) 地域網の整備の促進の観点からの加入者系無線アクセスシステムの在り方
3) マルチメディア時代の加入者系無線アクセスシステムの望ましいイメージ
4) 今後の円滑な導入に向けての環境整備

 

(3)高度道路交通システム(ITS)へ に戻る (5)マルチメディア社会に向けた衛星による固定通信システム(家庭用VSAT)の実現 に進む