平成9年版 通信白書

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第3章 放送革命の幕開け

4 デジタル化に向けた放送メディアの新たな展開

 (1) 衛星放送

 衛星放送においては、我が国初の本格的な衛星デジタル多チャンネル放送である「パーフェクTV」が8年6月から開始され、同年10月に有料放送を開始した。9年2月末現在で、テレビジョン放送60チャンネル、超短波放送105チャンネル、データ放送14チャンネルが提供されている。9チャンネルあるペイ・パー・ビューチャンネルでは、ニア・ビデオ・オン・デマンド方式で映画、スポーツ等の番組が提供されている。
 我が国における衛星デジタル放送については、このほかにも、複数の事業計画があり、その動向が注目される(第3-1-4表参照)。
 諸外国においては、北米で6社、欧州で7社、アジア・太平洋地域で3社、南米で2社、アフリカで1社が衛星デジタル放送を開始しており、既存の事業者の衛星デジタル放送への移行や新規参入により、更に衛星デジタル放送を実施する事業者は増加するものと思われる。

第3-1-4表 衛星デジタル放送事業の動向
第3-1-4表 衛星デジタル放送事業の動向

 

 

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