平成9年版 通信白書

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第3章 放送革命の幕開け

(5)海外における放送事業の市場規模及び我が国との比較

 諸外国における放送市場規模として、地上放送、衛星放送、ケーブルテレビを含む米国における放送事業の市場規模を見ると、その規模は7年で約700億ドルとなっており、伸び率は前年比11.2%増となっている。内訳では、地上放送も順調に拡大しているものの、特にケーブルテレビ・その他の有料放送の伸びが大きく、7年においては前年比13.1%増となっている(第3-2-7図参照)。
 我が国及び米国の放送事業の市場規模をGDPに占める割合で比較すると、我が国の放送事業の市場規模は、おおむね0.6%程度で推移している一方、米国においては7年にはGDPの1%に達しており、我が国に比べ経済活動全体に占める比重が高くなっている(第3-2-8図参照)。もっとも、日米ともに5年度(年)以降、その比率は徐々に上昇している。

第3-2-7図 米国における放送事業の市場規模

第3-2-7図 米国における放送事業の市場規模(1)

第3-2-7図 米国における放送事業の市場規模(2)

第3-2-8図 GDPに占める放送事業市場規模の比率

第3-2-8図 GDPに占める放送事業市場規模の比率(1)

 

第3-2-8図 GDPに占める放送事業市場規模の比率(2)

 

 

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