平成9年版 通信白書

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第3章 放送革命の幕開け

1 国民生活の変化の現状

 (1) 世帯におけるテレビ放送受信機の保有台数の推移

 経済企画庁の「消費動向調査」により、家庭におけるカラーテレビ及びBS衛星放送受信装置の保有台数の推移を概観する(第3-5-1図参照)。
 ア カラーテレビ
 カラーテレビの100世帯当たりの保有台数については、3年に初めて200台を超えた後も着実に増加を続け、8年には215.1台となっている。このように、家庭におけるテレビの保有状況については、家庭単位の普及段階から個人所有の段階へと移行していることが分かる。
 一方、画面の大きさが29インチ以上のテレビの台数も着実に増加しており、画面の大型化も進展している。8年11月には、ブラウン管、液晶画面等に代わる次世代のディスプレイといわれるワイドカラープラズマディスプレイパネルを採用した、大型画面の超薄型カラーテレビが商品化されている。
 イ BS衛星放送受信装置
 BS衛星放送受信装置の100世帯当たりの保有台数については、初めて調査が行われた4年は17.9台であるが、8年は34.6台と4年間で93.3%増となっており、着実に増加していることが分かる。

プラズマディスプレイ
プラズマディスプレイ

第3-5-1図 世帯におけるカラーテレビ及び衛星放送受信装置の保有数量
第3-5-1図 世帯におけるカラーテレビ及び衛星放送受信装置の保有数量(1)
第3-5-1図 世帯におけるカラーテレビ及び衛星放送受信装置の保有数量(2)

 

 

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