平成10年版 通信白書

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第2章 平成9年情報通信の現況

第1節 情報通信産業の現状

  5. 経済成長に対する「情報通信ストック」の寄与の分析

 ここでは、昭和55年から7年までの実質GDPの成長要因について分析する(注6)。
 GDPの成長をもたらす生産要素を「情報通信ストック」(注3)及び「一般資本ストック」に分けて見ると、2年から7年にかけて、日米とも、経済成長に対する「情報通信ストック」の寄与が高まっていることが分かる。特に、我が国においては、実質GDP成長率1.41ポイントに対して情報通信ストックによる寄与は1.85ポイント(寄与率131.2%)となっており、経済成長に対する情報通信ストックの重要性は確実に高まっていることが分かる(第2−1−17図参照)。
第2-1-17図 経済成長に対する各生産要素の寄与度
経済成長に対する各生産要素の寄与度の表

 

4. 通信料金の低廉化による経済波及効果 に戻る 第2章第2節1. 電気通信事業者 に進む