平成10年版 通信白書

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第2章 平成9年情報通信の現況

第6節 情報流通センサス

  1. 情報量の計量

 流通する情報の定量的な分析として、郵政省では「情報流通センサス」を昭和49年度以降毎年実施している。
 「情報流通センサス」では郵便、電話、テレビ放送等、多様なメディアを通じて流通する情報を共通の尺度を用いて計量している。この計量にあたっては、日本語の1語に相当する「ワード」を用いている。「情報流通センサス」では、原発信情報量、発信情報量、選択可能情報量、消費可能情報量、消費情報量という情報流通量の概念を設定し、これらについて、それぞれ計量を行っている(第2−6−1表参照)。ここでは9年度に実施した調査結果に基づき、情報化の現況を概観する。なお、計量対象メディア(注15)として、今年度から、新たにCSデジタルテレビ放送、FM文字多重放送、DVDソフトを追加した(8年度の原発信情報量、発信情報量、選択可能情報量、消費可能情報量、消費情報量については第2−6−2表を参照)。
第2-6-1表 情報流通量の計量概念
第2-6-2表 情報流通センサス調査結果の概要(8年度分) 情報流通イメージ

 

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