平成11年版 通信白書

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第1章 特集 インターネット

(3)シニア

インターネットに趣味や自己啓発の機会への期待が大きい

「インターネット利用状況調査」により、シニア(50歳以上)におけるインターネット利用の今後の可能性についてみると、以下のとおりである。
 シニアのインターネット利用者における今後の活用方法については、趣味や自己啓発に役立てることにより、日常生活を活性化させようとする期待が強い。また、「趣味の同じ人と知り合ったり、仲間と交流を深めたりする」といったコミュニケーションや、「新たな生きがいを見つける」端緒としてインターネットを活用するという回答が3割を超えていることは注目される。
 男女別にみると、自己啓発機会の拡大については男性の方が、就労機会の拡大については女性の方が、可能性への期待値が高くなっている(図表1))。
 しかし、インターネットの活用にあたっては、「お金がかかる」、「個人情報の流出や犯罪などのトラブルが心配」などの不満や不安も多い。パソコンやインターネットの操作の難しさも利用の障害になると思われるが、調査対象者に職場等における利用者が多かったため、「使いこなすのが大変(操作が面倒)」という回答は1割前後にとどまっている(図表2))。

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