平成11年版 通信白書

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第1章 特集 インターネット

4 学術研究

研究室におけるインターネット利用率は96.9%

 JPNIC((社)日本ネットワークインフォメーションセンター:Japan Network Infomation Center)が10年8月に実施した「学術研究および科学技術分野におけるインターネットの利用に関するアンケート調査」によれば、インターネットを「利用している」と答えた研究室は、全体の96.9%を占めており、研究分野においてインターネットの普及が進んでいることが分かる。また、研究活動にはインターネットが「必要不可欠である」と53.9%が答え、次いで「どちらかといえば必要である」が29.2%を占めている。
 研究室の学問領域に対するインターネットの影響については、59.0%の研究室が「学問領域に影響を与えると思う」と回答しており、研究室においてインターネットが単なる通信手段として利用されているだけではなく研究内容にまで影響を与えている様子がうかがえる。研究室のインターネットに対する不満としては、「回線スピードが遅い」が多く、通信速度が課題になっている(図表)。

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