平成11年版 通信白書

本文へジャンプ メニューへジャンプ
トップページへ戻る
操作方法


目次の階層をすべて開く目次の階層をすべて閉じる

第1章 特集 インターネット

(2)モバイルインターネット

安定した移動通信環境の実現

 インターネットを「いつでも、どこでも」利用することができるようにするため、移動通信環境の高度化に対応した、効率的なインターネットアクセスの実現が課題となっている。
 郵政省では、超高速マルチメディア移動体通信技術の研究開発の一部として、インターネット上でのWWWアクセスやマルチキャスト通信等で利用される通信プロトコル及びコンテンツ表示方式を、個々の移動環境等に応じて最適な形に変換・制御し、移動端末や移動通信網の制約を可能な限り意識させない柔軟な情報アクセスを実現する高能率マルチメディア情報アクセス技術の研究開発を実施している(図表、3-4-1(4)参照)。
 また、次世代移動通信システム(IMT-2000)においては、電気通信技術審議会における一般的、技術的条件の検討に際し、インターネットアクセスを重視し、インターネットと親和性の高いシステムの実現のための検討を行っている(3-3-1(3)参照)。

B1532001.gif

 

第1章第5節3(1) インフラストラクチャー に戻る (3) 次世代インターネット に進む