平成11年版 通信白書

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第2章 情報通信の現況

2 粗付加価値額

昭和55年から9年の情報通信産業の粗付加価値額年平均成長率は6.7%

1)情報通信産業の名目粗付加価値額の推移(図表1))
 我が国の情報通信産業の名目粗付加価値額注9は、9年には47.3兆円となった。また、全産業に占めるシェアは9.1%となった。
 昭和55年から9年にかけての、情報通信産業の名目粗付加価値額の年平均成長率は6.7%となっている。
2)情報通信産業における部門別名目粗付加価値額の比較(図表2))
 名目粗付加価値額を情報通信産業における部門別でみると、9年において最も名目粗付加価値額が大きいのは情報関連サービスの11.9兆円、次いで情報通信機器製造の10.4兆円となっており、情報通信産業における部門別実質国内生産額の順位とは入れ替わっており、各部門における粗付加価値率の違いが分かる(2-1-1参照)。
 昭和55年から9年にかけての年平均成長率をみると、最も年平均成長率が高いのは情報ソフトの13.7%、次いで情報通信機器賃貸の11.6%となっている。
3)産業別名目粗付加価値額の比較(図表3))
 名目粗付加価値額を情報通信産業と主な産業について比較してみると、情報通信産業は2年及び7年において建設の名目粗付加価値額を下回っていたが、9年において再び建設を上回った。
 昭和55年から9年にかけての年平均成長率をみると、情報通信産業と電気機械が6.7%と最も高く、次いで運輸の4.6%となっている。

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