平成11年版 通信白書

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第2章 情報通信の現況

(4)株価

通信業の業種別株価指数の動向

 金融市場における、電気通信事業者を取り巻く環境を、通信業の業種別株価指数の推移から分析すると以下のとおりである。
 分析の対象としては、東証株価指数(TOPIX)と、東証株価指数における通信業の業種別株価指数を比較する。なお、比較に当たっては両株価指数とも月間平均値を使用する。
 また図表のうえでの視覚的な比較分析を容易にするため、両株価指数とも4年8月の月間平均値を100として再度指数化を行う。
 4年8月から10年12月までの両指数を比較すると、TOPIXは分析期間の間に8.3%低下しているのに対し、通信業は同じ期間に23.3%上昇している。また分析期間の大部分の期間を通信業がTOPIXを上回っている。
 以上の結果から分析期間中の経済環境等、外部要因の影響の大きさは計測できないものの、通信業の成長に対する金融市場の期待は全産業平均と比較して大きいと推測される。

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