平成11年版 通信白書

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第2章 情報通信の現況

(4)距離区分別通話

加入電話に比べ、携帯・自動車電話及びPHSは主に料金区分の比較的低いエリアへの利用が中心

 9年度における加入電話、携帯・自動車電話及びPHSの距離区分別の通話状況については、以下のとおりである。
1)加入電話
 加入電話相互間の通話回数を距離区分別にみると、同一区域内に終始する通話回数の比率が全体の59.5%を占めている。ただし、同一区域内に終始する通話回数の比率は年々減少傾向にある。
 なお、隣接区域内に向けられた通話の比率はほぼ横ばいとなっている(図表1)、資料17参照)。
2)携帯・自動車電話
 携帯・自動車電話の通話量を距離区分別にみると、通話回数及び通話時間ともにその大部分が営業区域内及び営業区域隣接県への通話となっていることが分かる(図表2))。
 距離区分別の1通話当たりの平均通話時間は、営業区域内及び営業区域隣接県への通話が1分23秒、その他の通話は2分41秒と、料金区分の高いエリアへの方が長くなっている(図表3))。
3)PHS
 PHSの通話量を距離区分別にみると、通話回数では約78%が、通話時間では約75%が区域内又は隣接区域への通話となっている(図表4))。
 距離区分別に1通話当たりの平均通話時間をみると、携帯・自動車電話同様に料金区分の高いエリアへの通話になるほど、1回当たりの通話時間が長くなる傾向がある(図表5))。

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