平成11年版 通信白書

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第2章 情報通信の現況

(2)国際電気通信料金

継続的な低廉化が図られてきており、10年には国際電話の価格指数が大幅に低下

 2年の企業向けサービス価格指数(日本銀行調査)を100とすると、10年第4四半期時点の国際電気通信の価格指数は74.4と、25.6ポイント低下している。このように、国際電気通信の価格指数は企業向けサービス価格指数の総平均に比べて、過去数年間にわたり継続的に低廉化していることが分かる(図表1))。
 品目別でみると、国際電話の価格指数が10年の第3四半期から第4四半期にかけて大きく低下している(資料31参照)。
 国際電話及び国際専用線(64kbps)について、昭和60年4月の電気通信自由化時の料金と比較すると、国際電話及び国際専用線の双方とも大幅な低廉化がみられる。特に、国際電話においては、10年10月以降、ワールドコム・ジャパン(WCJ)及びDDIの参入を契機に急激な料金の低廉化が図られており、「国際公専公サービス」及び「インターネット電話サービス」とほぼ同等の料金水準で利用することが可能となった(図表2))。
 このほか、引き続き10年度においても国際電気通信料金の大幅な改定が行われている(資料32参照)。

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