平成11年版 通信白書

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第2章 情報通信の現況

3 グローバルアライアンス

通信・放送事業者の再編状況

1)電気通信
 1998年の大きな動きとしては、AT&Tとブリティッシュテレコム(BT)による合弁会社設立の決定がある。これは1997年にMCIが地域市場における不振からワールドコムとの合併に踏み切ったことに伴い、MCIとの合併を企図していたBTがMCIとのコンサート事業の基本戦略変更を余儀なくされ実現したものである。このBTとの提携に伴いAT&Tはワールドパートナーズから離脱することとなった。これら一連の動きにより、これまでの3大電気通信グループの一角を担っていたワールドパートナーズは解消へ、コンサートはその参加企業等計画の変更を余儀なくされた。
2)放送
 1998年には米国、英国において地上デジタル放送が開始されるなど、放送業界においては現在デジタル化、多チャンネル化への動きが急速に進展している。これらのデジタル化、多チャンネル化には多額の投資を必要とするため、国際的な大企業が主導権を握り、事業者の買収、提携等が繰り返されている。

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