平成11年版 通信白書

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第3章 情報通信政策の動向

第2節 情報通信改革の推進

1 21世紀における高度情報通信社会の在り方と行政が果たすべき役割

電気通信審議会に、高度情報通信社会の将来像と行政の役割を諮問

 近年の全世界的なインターネットの爆発的普及、デジタル技術の飛躍的発展等を背景として、高度情報通信社会への移行が急速に進展している。個人を含め、あらゆる主体がグローバルな規模で容易に情報を受発信できる社会への移行は、文化、社会、経済のあらゆる側面で、これまでの価値観、システム、制度等を変革していくことが予想される。
 このような流れの中で、国民性、社会・産業構造等における我が国の特性を踏まえ、我が国として目指すべき高度情報通信社会の将来像及びその実現に向けた過程の中で行政の果たしていくべき役割について検討することを目的に、10年12月、電気通信審議会に対し、21世紀における高度情報通信社会の在り方と行政が果たすべき役割について諮問を行った(図表)。
 現在、通信政策部会の下に、文化・社会小委員会及び経済小委員会を設置して審議が行われており、11年5月に中間取りまとめが行われた。

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