平成14年版 情報通信白書

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第1章 特集 IT活用型社会の胎動

(2)インターネット活用内容の拡大

−2年前に比べ、各項目の利用率はすべて増加。特に、ネットショッピングが最大の伸び

 ウェブアンケート調査によると、インターネットで最も利用率の高い用途は、2年前、現在ともに、「電子メール」であった。また、「メールマガジン」、「情報収集・検索」も高い利用率となっている。2年前と比べ、顕著な変化として、「ネットショッピング」(37.8ポイント増)、「オークション」(25.6ポイント増)といった消費関連の利用率が比較的大きく伸びており、インターネットの活用が、消費行動に影響を及ぼしていると考えられる。そのほか、ブロードバンドに適した「オンラインゲーム」、「動画の受信・ダウンロード」、「eラーニング」の利用率は3割以下にとどまっているものの、いずれも利用率は増えており、本格的な普及の兆しがみえている(図表1))。
 また、活用していると回答した目的・用途の項目数が2年前と比較すると増加傾向がみられることから、インターネットの活用用途の多様化が進んでいることが分かる(図表2))(注)

 
図表1) 用途別のインターネット利用率の推移(複数回答・抜粋)
図表1) 用途別のインターネット利用率の推移(複数回答・抜粋)
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図表2) インターネット利用の多様化の進展(19の質問数のうち、「利用している」と回答した項目数の変化)
図表2) インターネット利用の多様化の進展(19の質問数のうち、「利用している」と回答した項目数の変化)
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(注)「電子メール」、「メールマガジン」、「情報収集・検索」等、インターネット利用内容を19項目調査し、そのうち、「利用している」と回答した項目の数を指す

 

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