平成14年版 情報通信白書

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第1章 特集 IT活用型社会の胎動

(4)日米におけるインターネット活用の比較

−米国に比べ、インターネットの活用度は低い

 IT先進国と呼ばれる米国とインターネットの活用状況を比較してみると、図表から分かるように、我が国のインターネット利用の普及は、米国のほぼ1年遅れで推移しており、例えば、普及率が30%を超えたのは、米国では平成11(1999)年であったのに対し、我が国は平成12(2000)年であった。また、普及率が40%を超えたのは、米国では平成12(2000)年であったのに対し、我が国は平成13(2001)年であった(注1)
 さらに、参考にあるように、日米における郵送アンケート調査の結果を比較してみると、米国の調査では調査対象が15歳以上であったのに対し、我が国の調査対象は6歳以上となっているなど、厳密な比較はできないものの、いずれの利用用途においても、我が国は米国に比べ、低い数値となっている(注2)

 
図表 日米におけるインターネット人口普及率の格差
図表 日米におけるインターネット人口普及率の格差
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(注1) 厳密には、米国におけるインターネット普及率は、米国商務省「ANATIONONLINE」によると、22.2%は1997年10月、32.7%は1998年12月、44.4%は2000年8月、53.9%は2001年9月の数値となっている
(注2) 「インターネット活用内容の拡大」(1-4-1-(2))における用途別利用率と本項の数値が異なるのは、前者がインターネット上でのウェブ調査であり、後者が郵送アンケート調査であること等の理由による

 

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