平成14年版 情報通信白書

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第1章 特集 IT活用型社会の胎動

(2)インターネットの未利用者が考える不安・不満

−インターネットを始めるための動機付け、機器操作能力が障壁に

(1)インターネット未利用者がインターネットを利用しない理由
 我が国において、インターネットの普及・活用が進展していく中にあって、インターネットの未利用者が、どのような要因で利用していないか等を把握することは重要である。そこで、アンケート調査を行ったところ、以下の結果となった(図表1))。
 インターネット未利用者がインターネットを利用しない最大の理由として、3割を超える人が「利用する必要がない」、「パソコンを使えない」を挙げている。インターネットを始めるための動機付け、機器操作能力が障壁となっていることがうかがえる。

(2)インターネット未利用者が、今後利用してみたいサービス
 インターネット未利用者にとって、インターネットを利用しない要因を克服すれば、インターネット未利用者も、今後、インターネットを活用することは大いにあり得ることである。そこで、インターネット未利用者に対して、今後、利用してみたいと考えるサービスを回答してもらったところ、以下の結果となった(図表2))。
 3割を超える人が、インターネットによって「ニュース等情報提供サービス」、「電子メール」を利用したいと考えている。次いで2割を超える人が、「オンラインバンキング」、「ネットショッピング」を挙げており、関心のあるところを示している。

 
図表1) インターネットを利用しない理由(複数回答)
図表1) インターネットを利用しない理由(複数回答)
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図表2) 未利用者が利用してみたいと考えるサービス(複数回答)
図表2) 未利用者が利用してみたいと考えるサービス(複数回答)
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