平成14年版 情報通信白書

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第2章 情報通信の現況

(2)加入電話

−東・西NTT加入電話契約数は5年連続で減少

 平成13年度末における東・西NTTの加入電話契約数は5,074万契約(対前年度比2.6%減)となっており、5年連続で減少している。加入電話契約数について事務用と住宅用の別でみると、事務用が1,237万契約(対前年度比8.3%減)、住宅用が3,837万契約(同0.6%減)と、事務用の減少率が高くなっていることが分かる(図表1))。
 また、平成12年度における固定系通信(加入電話及びISDN)の通信回数についてNTT合計とNCCの別でみると、全通話に占めるNCCのシェアは18.5%となっている。通信の種類別に内訳をみると、県内市外通信市場ではNCCのシェアが31.4%(対前年度比5.5ポイント増)と伸び率が高くなっている。県間通信市場では、NCCのシェアが46.5%(対前年度比1.1ポイント増)と他の市場と比較して相対的に高くなっている(図表2))。
 さらに、平成13年5月に開始された電話会社事前登録制(マイライン)の登録状況についてみると、平成14年3月末現在、国内通話利用者の7割程度がマイラインの登録を行っている。NTT合計とNCCの別でみると、NTT合計のシェアは、市内通話が56.6%、市外通話(同一県内)が51.8%、市外通話(県外)が37.7%といずれもNCCのシェアを上回っている(図表3))。

 
図表1) 東・西NTTの加入電話契約数及び対前年度比増減率の推移
図表1) 東・西NTTの加入電話契約数及び対前年度比増減率の推移
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図表2) 固定系通信におけるNCCの通信回数のシェア
図表2) 固定系通信におけるNCCの通信回数のシェア
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図表3) 国内通話におけるマイラインのシェア(平成14年3月末)
図表3) 国内通話におけるマイラインのシェア(平成14年3月末)
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関連サイト:マイライン事業者協会(http://www.myline.org/)

 

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