平成14年版 情報通信白書

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第2章 情報通信の現況

(6)国際専用

−高速・大容量の通信回線への需要の割合が拡大

 平成12年度末における国際専用サービスの回線数
(KDDI、日本テレコム、C&WIDC、NTTコミュニケーションズ等11社の合計)は1,557回線(対前年度比3.8%減)である(図表1))。
 品目別にみると、音声級回線が92回線(対前年度比15.6%減)、電信級回線が13回線(同56.7%減)、中・高速符号伝送用回線が1,472回線(同0.5%減)となっている。また、平成3年度末から12年度末にかけて、中・高速符号伝送用回線の回線数に占める割合は、49.6%から93.3%にまで高まっており、10年間で国際専用サービスの需要に占める高速・大容量の通信回線の割合が相対的に大きくなっていることがうかがえる。
 平成12年度末における中・高速符号伝送用回線の回線数について取扱国・地域別にみると、1位は米国(24.0%)となっており、全体のおよそ4分の1を占めている。また、2位から6位はシンガポール、香港、中国、韓国、台湾とアジア各国・地域が続いている(図表2))。

 
図表1) 国際専用回線数の推移
図表1) 国際専用回線数の推移
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図表2) 取扱国・地域別国際専用回線数比(中・高速符号伝送用回線)
図表2) 取扱国・地域別国際専用回線数比(中・高速符号伝送用回線)
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