平成14年版 情報通信白書

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第2章 情報通信の現況

(10)無線呼出し

−無線呼出しの契約数に占める発信課金サービスのシェアが高まる

 平成13年度末における無線呼出しサービスの契約数は、114万契約(対前年同期比20.8%減)となっており、6年連続で減少している(図表1))。
 契約数の内訳についてNTTドコモグループとNCCの別でみると、NTTドコモグループの契約数は83万契約(対前年度同期比24.5%減)、NCCの契約数は31万契約(同8.8%減)である。なお、契約数に占めるNCCのシェアは27.3%となっている。平成11年度及び12年度に事業廃止が相次いだため、NCCのシェアは低下傾向にあったが、平成13年度には上昇に転じている。
 しかし、平成11年2月よりNTTドコモ及び東京テレメッセージ(現マジックメール)等が開始した発信課金サービス(無線呼出し契約者が呼出料金を負担するのではなく、発信者側が呼出料金を負担し、契約者の月額利用料金を無料又は大幅に低減する料金体系)は、無線呼出し全体と比較すると、契約数の減少が緩やかであり、平成13年度末における無線呼出しの契約数に占めるシェアは41.9%にまで高まっている(図表2))。

 
図表1) 無線呼出し契約数及びNCCのシェアの推移
図表1) 無線呼出し契約数及びNCCのシェアの推移
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図表2) 発信課金サービス契約数及びそのシェアの推移
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