平成14年版 情報通信白書

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第2章 情報通信の現況

(2)発信別通信回数・通信時間

−固定系端末発、携帯電話発、PHS発の通信時間がいずれも10%以上増加

 平成12年度における我が国の総通信回数は1447.5億回(対前年度比7.7%増)である。
 通信回数の内訳について発信端末別にみると、携帯電話発の通信回数が438.3億回(対前年度比31.3%増)と前年に引き続き大幅に増加している。また、平成9年度から11年度にかけて減少が続いていた固定系端末発の通信回数が973.2億回(対前年度比1.0%増)と増加に転じる一方、PHS発は35.9億回(同23.5%減)と下げ幅を拡大し、2年連続の減少となった(図表1))。
 また、総通信時間は、70.3億時間(対前年度比14.3%増)である。
 発信端末別にみると、固定系端末発が55.7億時間(対前年度比11.1%増)、携帯電話発が13.4億時間(同29.6%増)、PHS発が1.1億時間(同11.1%増)といずれも10%以上増加している(図表2))。なかでも固定系端末及びPHS発の通信時間の増加は通信回数の増減に比べて著しく高く、一回当たりの通信時間が増加していることから、通信需要が電話による音声通信からインターネットを中心としたデータ通信へと急速にシフトしつつあることがうかがえる。

 
図表1) 発信端末別通信回数の推移
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図表2) 発信端末別通信時間の推移
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