平成14年版 情報通信白書

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第2章 情報通信の現況

(4)ケーブルテレビ

−加入契約数が13.6%増加し、2,000万契約を上回る

 ケーブルテレビは、地上テレビジョン放送における難視聴解消のための再送信を中心とした補完的な放送メディアとして開始された。しかし、近年では、衛星系放送における番組の再送信や自主制作番組の増加等により、ケーブルテレビの放送番組は多様化しつつある。
 平成13年度末におけるケーブルテレビの加入契約数は2,125万契約(対前年度比13.6%増)となっている。内訳について施設規模別にみると、許可施設が1,510万契約(対前年度比19.4%増)、届出施設が540万契約(同1.6%増)、小規模施設が76万契約(同1.2%増)となっており、最も大規模な施設である許可施設において加入契約者数の伸びが高くなっていることが分かる(図表1))。
 また、ケーブルテレビの加入契約者のうち、自主放送を行う施設の加入契約者についてみると、平成13年度末時点で1,303万契約(対前年度比24.4%増)となっており、世帯普及率は27.1%(同5.3ポイント増)である。自主放送を行う施設の加入契約数の伸びが、ケーブルテレビ全体の伸びを上回っていることから、ケーブルテレビ加入契約数の増加が自主放送を行う施設の加入契約者数の増加を中心に進んでいることがうかがえる。

 
図表1) ケーブルテレビの加入契約数の推移
図表1) ケーブルテレビの加入契約数の推移
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図表2) 自主放送を行うケーブルテレビの加入世帯数の推移
図表2) 自主放送を行うケーブルテレビの加入世帯数の推移
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