平成14年版 情報通信白書

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第2章 情報通信の現況

(2)基地局

−IMT-2000基地局が急激に増加

 基地局とは、携帯電話端末等の陸上移動局との通信を行うため陸上に開設する移動しない無線局である。平成13年度末における基地局数は、79万3,860局(対前年度比3.4%減)と2年連続で減少している(2-5-2(1)参照)。
 内訳についてみると、携帯電話基地局は、需要の増加に対応した設備増強等により、5万4,617局(対前年度比25.2%増)と大きく増加している。他方、PHS基地局は67万9,810局(対前年度比5.0%減)、その他の基地局は5万9,433局(同4.9%減)と減少している。
 さらに、平成13年10月に本格サービスが開始されたIMT-2000の基地局についてみると、平成13年度末には8,119局(対前年度比4,042.3%増)と急激に増加しており、本格サービスの開始に向け、移動系通信事業者が積極的な設備投資を行っていることがうかがえる(図表1))。平成13年度末におけるサービスカバーエリアは、関東地区、関西地区及び東海地区となっており、平成14年4月には全国主要都市でのサービスが開始されている(図表2))。今後、各事業者において、サービスの全国展開が予定されており、IMT-2000基地局数は、引き続き増加が見込まれる。

 
図表1) 基地局数の内訳
図表1) 基地局数の内訳
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最新のデータはhttp://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/field/denpa00.htmlから入手可能です。

 
図表2) IMT-2000のサービスカバーエリア(平成14年4月1日現在)
図表2) IMT-2000のサービスカバーエリア(平成14年4月1日現在)

 

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