平成14年版 情報通信白書

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第3章 情報通信政策の動向

第7節 研究開発の推進

1 総合科学技術会議による情報通信分野の推進戦略の策定

−分野別推進戦略の策定

 経済や産業の活性化により持続的に経済発展を遂げていくため、また、国民が安心して安全な生活を送るためには、科学技術の重点分野に積極的、戦略的に投資を行い、研究開発の推進を図っていく必要がある。このような観点から、平成13年3月に閣議決定された、平成13年度からの5か年を対象とする第二期科学技術基本計画では、科学技術分野において、

○新たな発展の源泉となる知識の創出(知的資産の増大)
○世界市場での持続的成長、産業技術力の向上、新産業・雇用の創出(経済的効果)
○国民の健康や生活の質の向上、国の安全保障及び災害防止等(社会的効果)

 について寄与の大きいものとして、情報通信分野を含む4つの分野において特に重点を置き、優先的に研究開発資源を配分することとした。さらに、重点分野における研究開発の推進のために、基本計画が定める重点化戦略における研究開発の目標及び推進方策の基本的事項を定めた推進戦略を策定することとした。
 そこで、ライフサイエンス、情報通信、環境、ナノテクノロジー・材料の特に重点を置く4分野及びエネルギー、製造技術、社会基盤、フロンティアの4分野において分野別推進戦略を作成することとし、平成13年4月に重点分野推進戦略専門調査会が設置された。専門調査会では分野ごとにプロジェクトを設け、産学官の有識者により集中的な調査・検討を進め、同年9月には分野別推進戦略を取りまとめた。
 これは、今後5年間にわたる当該分野の現状、重点領域、当該領域における研究開発の目標及び推進方策を明確化したものである。今後は、この分野別推進戦略を踏まえて、次年度において特に重点的に推進すべき事項等を明らかにし、次年度の科学技術に関する予算、人材等の資源配分の方針を作成して、この方針を反映した予算編成が行われるよう、必要に応じて予算編成過程で財政当局との連携を図っていく。科学技術の進歩が激しく、社会も急速に変動する現在において、重点分野の最新の動向を把握するとともに、急速に生じてきた科学技術に対するニーズへの対応について、継続的な検討を行う。その結果、推進戦略に変更を生じた場合には、柔軟かつ機動的に対応する(図表)。

 
図表 分野別推進戦略のポイント(情報通信分野)
図表 分野別推進戦略のポイント(情報通信分野)
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関連サイト: 情報通信分野における分野別推進戦略
  http://www.kantei.go.jp/jp/it/network/dai7/7siryou22.html
  分野別推進戦略(総合科学技術会議(13.9.25)より)
  http://www8.cao.go.jp/cstp/siryo/haihu10/siryo6-1.pdf

 

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