平成14年版 情報通信白書

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第3章 情報通信政策の動向

4 広帯域DSL網の開発

−超高速インターネット網への対応

 平成13年3月に策定された「e-Japan重点計画」においては、「2005年までに1,000万世帯が超高速インターネットアクセス網(目安として30〜100Mbps)に常時接続できる環境を整備することを目指す」としている。
 しかしながら、一部の集合住宅等においては、構造上の課題や住民の合意形成等の問題があり、光ファイバ等の新たな線を敷設して各家庭までブロードバンド回線を導入することが困難な状況にある。そのため、集合住宅まで光ファイバを敷設し、住宅内については既存の電話線を使った広帯域DSL(VDSL)を利用するハイブリッド方式が有力視されている。
 これを受け、総務省では平成13年度より、通信・放送機構における委託研究として、広帯域DSL網に関する研究開発を実施している(図表1))。

 
図表1) 広帯域DSL網に関する研究開発の概要
図表1) 広帯域DSL網に関する研究開発の概要
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図表2) 我が国に適したVDSL方式のイメージ
図表2) 我が国に適したVDSL方式のイメージ

 

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