平成14年版 情報通信白書

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第3章 情報通信政策の動向

7 テラビット級スーパーネットワークの開発

−現在のネットワークの1万倍の処理能力とモバイルも含めた種々のシステム等からの3万倍の接続処理を有するテラビット級スーパーネットワークの開発を推進

 2005年までに世界最先端のIT国家を実現するため、平成13年3月に政府は「e-Japan重点計画」を策定した。この中で、「現在のインターネットの1万倍の処理速度と3万倍の接続規模」を有する「スーパーインターネット」の実現が掲げられている。
 このような状況の下、総務省では、現在のネットワークの1万倍の処理能力とモバイルも含めた種々のシステム等からの3万倍の接続処理を有するネットワークの早期実現を図り、世界最先端のIT国家実現、種々のアプリケーションや新たなビジネスの創出等に寄与するため、平成14年度から「テラビット級スーパーネットワークの開発」を推進している(図表)。
 「テラビット級スーパーネットワークの開発」では、テラビット級のトラフィックを安定かつ最適な経路で制御・管理する技術及び伝送品質・伝送速度の異なるIPやモバイル等の多様なシステムからの接続を迅速に処理する技術について研究開発を実施している。

 
図表 テラビット級スーパーネットワークの開発
図表 テラビット級スーパーネットワークの開発

 

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